ニュース

自作3Dキャラを投稿すると動き出す「VRoid Hub」。対応アプリから“呼び出し”

ピクシブは、ユーザーが作成した3Dキャラクター(人型アバター)のモデルデータをアップロードし、アニメーションさせたり、キャラクターを他の人に見せたり、データの配布などが可能な投稿プラットフォーム「VRoid Hub」(ブイロイド・ハブ)を、12月21日に提供開始した。投稿はVRMフォーマットに対応する。pixivアカウントによる会員登録で、無料で利用できる。

投稿プラットフォーム「VRoid Hub」

ピクシブは、絵を描く感覚でVTuberなどの3Dキャラクターを作成できるアプリ「VRoid Studio」を提供しているが、そうしたソフトで作成した3Dキャラクターを、手軽に見せたり、配布するためのプラットフォームがVRoid Hub。VRM形式での投稿に対応しており、VRoid Studio以外のソフトで作成したデータも投稿できる。

3Dキャラクターモデルを投稿するだけで、キャラクターが活き活きとアニメーションするプロフィールページを作成可能。利用条件と共にモデルデータを配布できるほか、投稿された3Dキャラクターモデルは、VRoid Hubと連携した各種VR/ARプラットフォームや3Dコンテンツ上で利用することもできる。

3Dキャラクターモデルを投稿するだけで、キャラクターが活き活きとアニメーションするプロフィールページを作成可能

投稿は、VRoid StudioやWebブラウザ上から可能。キャラクターのアニメーションは「元気」、「クール」、「おしとやか」など、キャラクターの性格を表現できるモーションも多数用意。キャラクターらしさにこだわったプロフィールページを作成できるとする。同ページには、名前や性格、キャラクターの設定や関連リンクなども掲載可能。

投稿したデータは、アニメーションと共にブラウザ上で簡単に拡大・縮小・回転してプレビューできる。

投稿した3Dモデルデータの著作権は作者に属すが、作者は他のユーザーに対して、作者が設定した利用条件のもと、データの利用やダウンロードを許可できる。

作者が設定した利用条件のもと、データの利用やダウンロードを許可できる

VRoid Hubと連携したサービスにpixivアカウントでログインすると、VRoid Hub上の3Dキャラクターモデルを使って連携サービスが楽しめる。iPhone向けの、バーチャルキャラライブ配信「SHOWROOM V」アプリとの連携が開始されている。この連携はには、各種VR/ARプラットフォームや3Dコンテンツ上からVRoid Hub上の3Dキャラクターを利用可能にするためのソフトウェア開発キット「VRoid SDK」が使われている。

「SHOWROOM V」との連携もスタート
概要