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ソニー、50kHzまで捉えるハイレゾ&ステレオ収録のコンデンサマイク

ECM-100UMP

ソニーは、ハイレゾ収録に対応した、ステレオペアのコンデンサマイク2機種を10月23日より発売する。価格は各オープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、単一指向性の「ECM-100UMP」が199,000円前後、全指向性の「ECM-100NMP」が223,000円前後。

2018年に、ソニーのレコーディングマイクとして26年振りに発売された、音楽収録向けの超ワイドレンジマイク「100シリーズ」3機種のうち、ペンシルマイクの「ECM-100U/100N」をマッチドペア化した製品。

ECM-100NMP

レコーディングやトラッキングにおいて、マイクは単独よりも2本セットのステレオで使用するケースが多いため、レベル、EQの修正無しにマイキングだけで正確なステレオ収録ができるマッチドペア化したモデルを企画したという。

単一指向性の100UMPは、楽器が持つオリジナルな特徴を色づけなく収音。全指向性の100NMPは、空間に響く音の色づけなく収音するとしている。どちらのモデルも、50kHzまでフラットに伸びる周波数特性を特徴としている。

ECM-100U(左)、ECM-100N(右)

100シリーズは世界のスタジオで稼働中。C-100はハイアマチュア層にも

100シリーズはCDのレートを超えた制作標準に向け、レコーディングセッションを24bit/96kHzでカバーするために、20Hz~50kHzまで減衰せずに収録できるマイクとして開発したもの。

ソニー・ミュージックソリューションズ(SMS)のSony music studios Tokyo(乃木坂)とソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のJapan studio(品川)での試作、テストを繰り返し、Vocal(C-100)、楽器(ECM-100U)、空間(ECM-100N)3機種の発売に至ったという。

発売以降は上記2スタジオに加え、ソニーグループ、SMEJ、SIE、SPEのレコーディングスタジオ、ゲームスタジオなどで定常的に稼働しているほか、著名な海外スタジオでの収録や、映画のフィルムスコア、スタジオでのミュージカル、劇判制作にも多く使用されているとする。

イギリスでは映画、ミュージカル、ライブサウンドのデザイナーに浸透。北米ではラッパーやラテンミュージシャンに人気があるという。

日本では、作家コミュニティ―、トラックメイカーにホームスタジオで使用できるプロフェッショナルマイクとして浸透しており、C-100はトラックメイカータイプの作家に、トップラインのボーカルとラップを乗せるマイクとしても評価を得つつあるほか、管楽器のトッププロ数名に愛用されており、ギタリストの間でも広まりつつあるとしている。

アニメのプロダクションスタジオではC-100がフル稼働。Vtuberスタジオでも、設備として指名で入っており、YouTubeのナレーション用途や、CROSSFMで小林克也も使用するなど、ボイス周辺の受容性は非常に高いとした。そのほかC-100は、YouTuberや歌い手、楽器を演奏して動画投稿するなどしているハイアマチュア層に「15万円台のサイドアドレス1本で有効に活用できる」と人気だという。

C-100