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AudioQuest、48Gbps対応HDMIケーブル。1mで5,300円~321,000円

左からPearl48、Forest48、Cinnamon48、Carbon48、Vodka48、ThunderBird48、FireBird48、Dragon48

ディーアンドエムホールディングスは、AudioQuestの新製品として、48Gbps対応のHDMIケーブル8モデルを10月末に発売する。モデル名と1mの価格は、Pearl48が5,300円、Forest48が9,400円、Cinnamon48が16,000円、Carbon48が27,000円、Vodka48が53,000円、ThunderBird48が94,000円、FireBird48が187,000円、Dragon48が321,000円。

各モデル最大5mまでバリエーションを用意。最大10K解像度まで対応でき、8K/60p、4K/120pに対応する。

ARC、eARCもサポート。eARCに必要な導体と帯域幅を備えるだけでなく、「優れたオーディオパフォーマンスを確保するために、ARCチャネルの導体ペアはテレビに情報を伝える4つのペアとは逆方向に走るように内部的に制御されている」という。

各モデル共通の特徴として、ソリッド(単線)・コンダクター(導体)は、複数の有害なストランド相互作用を排除。磨き上げられたロンググレイン・カッパー(LGC)、銀メッキされたLGC、または100%パーフェクト・サーフェイス・シルバー(PSS)を使い、ノイズ拡散と全体的なパフォーマンスを向上させている。

ロンググレイン銅は、4N(99.99%)の高純度銅。この導体に、ノイズ拡散性を向上させるために、銀メッキのコーティングを施している。

パーフェクト・サーフェイス・シルバー(PSS)は、オーディオクエストの最高品質金属。Perfect-Surface Technologyは、超高純度シルバー単線に適用。「これまでにないレベルの明瞭度とダイナミックなコントラストを実現した」という。どんな金属導体にも存在する粒界による歪みを最小限に抑え、OFHC、OCC、8Nなどと比べ、「ざらつき感をほぼ排除し、明瞭度を大幅に向上させた」とする。

ノイズ対策としてすべてのモデルにおいて、Wi-Fi、携帯電話、衛星からの放射に対応するため、19本の導体の方向をすべて制御。性能に悪影響を及ぼすRFノイズを最小限に抑えたとする。この対策はPearl48、Forest48でも採用されている。

Cinnamon48ではこれに加え、4つのFRL(Fixed Rate Link)+eARCペアの周囲に追加の金属層を設け、ノイズの分散を強化。

Carbon48とVodka48では、4つのFRL+eARCペアの周囲に、金属層で挟まれた高損失カーボン層を追加。ノイズの放散性を高めている。

ThunderBird48では、4つのFRL+eARCペアの周囲の金属層で挟まれたカーボン層に、高損失グラフェンを添加。ノイズの放散性を高めているほか、すべての導体の周りにグローバルな高損失カーボン層を配置している。

FireBird48とDragon48では、72v DBS+グラフェン+グローバルカーボン方向制御ノイズ消散を採用している。