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Ankerプロジェクターでテレビ視聴が可能に。アイ・オー製チューナーと連携
2020年10月29日 12:00
アンカー・ジャパンとアイ・オー・データ機器は29日、映像関連事業での連携を発表。アンカーが「Nebula」ブランドで展開するAndroid TV搭載プロジェクターと、アイ・オー・データの録画テレビチューナーを連携させることで、地上デジタル/BS/110度CSデジタル放送や録画したテレビ番組の視聴が可能となった。Android TV向けアプリ「REC-ON Cast」がアップデートされ、Live Cast機能を追加。録画番組だけでなくリアルタイムで放送中のテレビ番組も、Android TVへ”とばせる”ようになる。Fire Stickなどに飛ばすことも可能。
発表時点で録画テレビチューナーとの連携に対応しているのは、発売中のモバイルプロジェクター「Nebula Capsule II」と11月20日に発売される「Nebula Cosmos」、「Cosmos Max」の3機種。今後発売されるAndroid TV搭載モデルでも、録画テレビチューナーと連携可能という。録画テレビチューナー側の対応製品は「HVTR-BCTX3」、「HVTR-T3HDT」シリーズ、「GV-NTX1A」。
Nebulaプロジェクターで地上波放送などを視聴するには専用アプリ「REC-ON Cast」を使用するが、チャンネルや録画番組の選択といった操作には、スマートフォン用アプリ「REC-ON App」を使用する。
録画テレビチューナーを家庭内のWi-Fiネットワークに接続したあと、同一ネットワークに接続しているスマートフォンでアプリを立ち上げ、「Castボタン」をタップすると、「REC-ON Cast」が起動しているプロジェクターで放送中のテレビ番組や録画した番組を視聴できる。
スマートフォン用アプリはバックグラウンドでも動作するため、プロジェクターにテレビ番組などをキャストしながら、スマートフォンでネットサーフィンやSNSを楽しむこともできるとのこと。
今回の協業開始にあわせ、11月からはアイ・オー・データの直販サイト「ioPLAZA」で、Nebulaプロジェクターと録画テレビチューナーのセット販売も行なわれる。セット販売されるチューナーは、ネットワーク接続専用シングルチューナーの「GV-NTX1A」とHDMI/ネットワーク接続対応トリプルチューナーの「HVTR-BCTX3」で、いずれもモバイルプロジェクター「Nebula Capsule II」とセット。価格は「GV-NTX1A」が64,800円(税込)、「HVTR-BCTX3」が79,800円(税込)。