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LG、家庭用118型4KマイクロLEDディスプレイ発表。北米より順次世界展開

韓国LG Electronicsは11日(現地時間)、自宅でも超大型画面でプレミアムホームシネマが楽しめる118型・4K解像度のマイクロLEDディスプレイ・LG MAGNIT「LSAL006」を発表した。北米での発売を皮切りに、今月から世界の市場に展開する予定。

RGBの光を発する微細なLEDチップを高密度に配置して映像を作り出すマイクロLEDディスプレイの家庭用モデル。画面サイズは横約2.6m、縦約1.5mで、壁面をいっぱいに満たした没入感あふれる超大型スクリーン体験を提供するという。

LG MAGNIT「LSAL006」
設置イメージ

独自のディスプレイ表面処理技術を適用しており、どの角度から見ても色を鮮明に表示。表面に施したブラックコーティング技術により、黒を深く豊かに表現。超大型画面の没入感を一層高めるとする。また、画素一つ一つが自ら光を出す自発光ディスプレイ特有の優れたコントラスト比と色再現力に加え、画面全体を均一な明るさで表現して統一感のある自然な画質を再現した。

解像度は4K/3,840×2,160ドットで、ピクセルピッチは0.68mm。ピーク輝度は最大2,000nitで、コントラスト比は150,000:1(10lux時)。視野角は上下左右150度。HDR表示にも対応する。

最新プロセッサー「α9 Gen6 AI Processor」により、映画、スポーツ、ゲームなど、さまざまな種類のコンテンツの画質を最適化。高度なディープラーニングアルゴリズムと幅広いコンテンツジャンルをカバーする広範なビジュアルデータベースを活用することにより、ユーザーが見ているものに応じて画質をインテリジェントに分析および調整する。

AI輝度制御が顔のディテールと画面上のテキストを強化。使いやすさと視聴者の没入感を高めるという。また画面左右には、最大4.2チャンネルの立体音響を生成する50W出力のステレオスピーカーを内蔵した。

独自のスマートTVプラットフォーム「webOS」も搭載。YouTubeやDisney+、Apple TV+などの動画配信サービスを大画面で楽しむことができる。Airplay 2やMiracastなどもサポートしており、iOSやAndroid OSのデバイスと画面の共有が可能。また4つのHDMI 2.1入力端子も備えており、WiSA Ready、Bluetoothなど様々なワイヤレス接続も行なえる。

消費電力は最大1,055Wで、標準時で805W。

側面
背面