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サムスン、75型4KマイクロLEDディスプレイ。219型の「The Wall」も

Samsung Electronics(サムスン)は米国時間6日、マイクロLEDを採用した75型4Kディスプレイや219型ディスプレイ「The Wall」など、最新のマイクロLEDディスプレイ技術を発表した。

マイクロLEDを採用した75型4Kディスプレイ

マイクロLEDディスプレイは、微細なRGBのLEDチップを敷き詰め、画素を作り出す自発光型の表示デバイス。今回発表された75型4KマイクロLEDディスプレイは、LEDチップ間のギャップを狭める最新の半導体製造プロセスを導入。家庭でも導入しやすい画面サイズと4K解像度を、マイクロLEDで実現したという。

219型のマイクロLEDディスプレイ「The Wall」も紹介。「The Wall」はCES2018で発表(当時は146型)され、モジュール型のユニットを組み合わせることで様々な形状のディスプレイを構成できる。モジュール構造によりスクリーンサイズが柔軟に変更可能で、ユーザーの要望に合わせて部屋や空間に応じてカスタマイズできる。ユニットを追加することで、ディスプレイサイズの拡大も可能。9×3、1×7、または5×1などの不規則な画面サイズでもディスプレイが構成できる。

モジュール型のユニットを追加することで、ベゼルレスのまま大画面化が可能

画面のサイズや形状に関係なくコンテンツを最適化。モジュール型のユニットを追加しても、ピクセル密度を一定に保ちながら、ディスプレイサイズの拡大と高解像度化を可能にする。画質を維持したままで、標準的な16:9コンテンツから21:9のシネスコサイズ、32:9、1:1のようなアスペクト比まで、あらゆる映像サイズに対応する。

ベゼルフリーで、モジュール型のユニットを追加してもモジュール間の境界が無いのも特徴。ディスプレイをあらゆる生活環境に溶け込ませることができるとする。新しいアンビエントモード機能によりデザイン性も強化されているという。