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HIFIMANからヘッドフォンアンプ2機種。約40万のフルバランスモデルなど

「GoldenWave PRELUDE」

HIFIMAN JAPANは、フルバランス構成のA級増幅ヘッドフォンアンプ「GoldenWave PRELUDE」と、DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「GoldenWave SERENADE」の2機種を、10月28日に発売する。価格はPRELUDEが399,300円、SERENADEが196,900円。

GoldenWave PRELUDE

完全ディスクリート構成を採用したヘッドフォンアンプ。高精度のシングルエンド・バランス変換回路を搭載し、シングルエンドRCA入力でも完全バランス駆動の効果を得られるように変換するという。

プリアンプ回路はA級増幅を採用し完全に独立。「強大なパワーと自然な音色を再現する」とのこと。

ALPS製の4連バランス・ボリュームやカスタマイズされた高出力・低ノイズのトロイダルトランス、マルチチャンネル高速ローノイズ電圧レギュレーター回路により電源を供給する。

再生周波数帯域は20Hz~50kHz±1dB@1Hz、SN火は-113dB@1kHz、THD+Nは0.0009%(低ゲイン@1KHz)。出力は10W@32Ω、6W@64Ω、2.5W@150Ω、1W@300Ω、560mW@600Ω(0.1% @1KHz,バランス)。

消費電力は<50W。外形寸法は突起部を含めず330×260×56mm、重さは6.5kg。

GoldenWave SERENADE

「GoldenWave SERENADE」

ヒマラヤPRO R2R DACを搭載したヘッドフォンアンプ。最新のFPGAと0.01%高精度抵抗の採用により、R2R DACチップで定評のあるPCM1704を凌駕する性能を発揮し、THD(全高調波歪み率)は-60dB 0.2%に達する。

FETオペアンプを使用しているほか、ディスクリート設計のLPFアナログ回路も装備。これにより「高精度で低ノイズのテスト指標で細部再現に優れた音を再現している」とのこと。

すべての信号経路から結合コンデンサーを排除した設計で、電解コンデンサーによる非線形歪みを取り除き「ピュアで広帯域のサウンド出力のみを再現する」という。

アンプ回路はA級設計を基にしており、精密にマッチングしたディスクリートトランジスタアンプ回路を搭載。PRELUDEアンプの音質を受け続きつつ、価格を大きく抑えている。

再生周波数帯域は20Hz~20kHz±0.1dB@1kHz、SN比は-110dB(0dBFS@1kHz)、THD+Nは0.0015%(-3dBFS@1KHz)。出力は3,000mW@32Ω、2,000mW@64Ω、1,600mW@150Ω、900mW@300Ω(THD+N<1%,0dBFS@1KHz,バランス出力)。

外形寸法は突起部を含めず300×250×50mm、重さは3.5kg。