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「ALFA-X」も。Netflix映画「新幹線大爆破」、鉄道にフォーカスした場面写真
2025年4月26日 14:45
4月23日から独占配信がスタートしたNetflix映画「新幹線大爆破」より、作品の大きな魅力である「鉄道」にフォーカスした場面写真とメイキング写真が公開された。JR東日本の次世代高速試験車両「ALFA-X」の姿も確認できる。
公開された写真は、爆弾が仕掛けられこの作品の舞台となる「はやぶさ60号」の前に立つ、車掌・高市(草彅剛)を収めたカットや、新幹線の中の客席の様子など。
なかでも予告映像が解禁された当初から話題を集めていたのが、「ALFA-X」。時速360km運転を目指して開発された、JR東日本の次世代高速試験車両だが、本作では劇中で重要な場面に登場。
E5系「はやぶさ」と併走するという、本作でしか見ることのできない貴重なシーンを収めた場面写真も公開されている。
ここまでリアルな映像が収められたのは、JR東日本による「特別協力」があったため。撮影のため、“はやぶさ60号”を実際に貸切、臨時列車として特別ダイヤで走行。上野~新青森間を計7往復したという。
そして、新青森駅や盛岡駅、八戸駅をはじめ、盛岡新幹線車両センターでのロケも敢行。さらに、高市と藤井(細田佳央太)がはやぶさ60号に乗車するまでの撮影は早朝から昼過ぎにかけてホームを貸切にし、八戸駅や盛岡駅での撮影にあわせ、実際の支社のスタッフが出演者として参加した。
2024年2月に始まった撮影は、入念な下準備のもとに行なわれた。本作で「鉄道人」を演じた草彅、細田、のんの3人は、撮影前に東京新幹線車両センターを訪れ、実際の業務や装置について一から学ぶことで、細やかな所作から精神の部分においても「鉄道人」として徹底的に“本物”に近づく準備をおこなった。
撮影現場でも、乗客優先の行動、点字ブロックへの配慮など、実際の鉄道現場での意識や精神を徹底的に刷り込んでから撮影を実施。「JR東日本特別協力」により、鉄道を舞台にした作品の中で一番といっても過言ではない程リアルな映像となり、さらにそこで起こる大事件は緊張感が溢れ引き込まれるものになっている。