ニュース

池袋にTOHOシネマズが2020年夏オープン。再開発のHareza池袋に10スクリーン

 TOHOシネマズは、東京・池袋の再開発により建設される「Hareza(ハレザ)池袋」内に、新たなシネマコンプレックス「TOHOシネマズ 池袋」(仮称)を2020年夏にオープンする。

Hareza池袋の建物低層部イメージ

 豊島区庁舎跡地や、豊島公会堂跡地において、東京建物とサンケイビルが推進する再開発「(仮称)豊島プロジェクト」に、豊島区が建設する(仮称)新区民センターと中池袋公園を加えたエリアが「Hareza池袋」。そのオフィス棟2~6階に、TOHOシネマズが10スクリーン/約1,700席のシネコンを出店する予定。所在地は豊島区1丁目18番1(豊島区庁舎跡地 オフィス棟)。

 Hareza池袋は、豊島区が掲げる「国際アート・カルチャー都市」のシンボルとして多様な文化の発信を目指し、ミュージカルや伝統芸能を公演するホールや、アニメ、サブカルチャーを楽しめる空間など個性の異なる8つの劇場を備える。

 その劇場空間のひとつをTOHOシネマズ池袋(仮称)が担うもので、「非日常的な空間を体験できる施設に最新設備を導入し、ハリウッドの大作をはじめとして、日本の誇るアニメ作品や邦画作品、単館系と呼ばれるアート作品など、バラエティに富んだ映画を上映する」としている。また、コンサートや演劇、スポーツのライブビューイング(生中継)などの“非映画コンテンツ”にも取り組む。

豊島区庁舎跡地などの再開発エリアにオープン

 なお、既報の通り池袋では、東急不動産と佐々木興業により「(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックスプロジェクト」が進行中。次世代シアターシステム「IMAX with LASER」が東日本初導入となる予定で、2019年度の開業を目標に開発計画が進められている。計画地は池袋駅東口のサンシャイン通り沿い。