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Technics「SL-1000R」試聴が充実。ベルリン・フィル配信は音声ハイレゾ化を提案

 パナソニックは、「OTOTEN 2018」のブースにおいて、ターンテーブル「SL-1000R」など、テクニクス(Technics)ブランド製品を中心に展示している。

SL-1000R

 5月より発売したリファレンスクラスのダイレクトドライブターンテーブルシステム「SL-1000R」と、ターンテーブル「SP-10R」を用意。オーディオ評論家や、テクニクス開発者による紹介も交えた試聴会を2日間に渡って実施している。

SP-10R
使用されているパーツと、高音質への取り組みの紹介

 また、同ブースでは、テクニクスのターンテーブルを用いたDJ BUNTA氏によるプレイもブース内で披露。DMC JAPAN優勝などの経歴を持つ同氏によるテクニックを間近で見ることができ、ターンテーブルで「Hi-FiもDJも楽しめる」ブースになっている。

DJ BUNTA氏のプレイを見られる
DJ BUNTA氏の紹介とデモの予定時間
テクニクスのプレミアムクラスで展開しているオーディオシステム「OTTAVA」の「SC-C70」(左)や「SC-C500」(右)も展示されている

ベルリン・フィルの4K/HDR映像+ハイレゾ音源の配信も検討

 独ベルリン・フィルが展開する配信サービス「デジタル・コンサートホール」は、現在の音声は圧縮音源だが、これを4K/HDR映像とハイレゾの96kHz/24bitで聴けるデモをパナソニックが“コンセプト提案”として実施した。音声の配信フォーマットはFLAC。映像を表示するテレビのVIERAから音声をデジタル出力し、対応DACを備えたオーディオ機器で聴ける仕組みを紹介。今回のデモを通じた来場者の反応を見ながら「市場性を確認していく」という。

ベルリン・フィルの4K/HDR配信に、ハイレゾ音源の採用を提案
4K/HDR映像をテレビに表示。ハイレゾ音声はヘッドフォンで聴ける
96kHz/24bitでの配信を提案

パナソニック小川理子氏がオーディオ協会の次期会長へ

 同日に行なわれたOTOTENのオープニングセレモニーでは、日本オーディオ協会の校條亮治会長が、次の会長に内定している、パナソニックの小川理子執行役員(同協会の現副会長)を紹介。パナソニック アプライアンス社副社長、テクニクス事業担当であり、ジャズピアニストとしても知られる小川氏は、「多様なライフスタイルに合わせて音楽の楽しみ方も広がってきた。協会も時代の変化に対応する。日本人のきめ細やかな気質を失わずチャレンジすれば、よい発展ができるのでは」と決意を述べた。

日本オーディオ協会の校條亮治会長(左)と、次の会長に内定しているパナソニックの小川理子氏