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Technics「SL-1000R」試聴が充実。ベルリン・フィル配信は音声ハイレゾ化を提案
2018年6月16日 17:54
パナソニックは、「OTOTEN 2018」のブースにおいて、ターンテーブル「SL-1000R」など、テクニクス(Technics)ブランド製品を中心に展示している。
5月より発売したリファレンスクラスのダイレクトドライブターンテーブルシステム「SL-1000R」と、ターンテーブル「SP-10R」を用意。オーディオ評論家や、テクニクス開発者による紹介も交えた試聴会を2日間に渡って実施している。
また、同ブースでは、テクニクスのターンテーブルを用いたDJ BUNTA氏によるプレイもブース内で披露。DMC JAPAN優勝などの経歴を持つ同氏によるテクニックを間近で見ることができ、ターンテーブルで「Hi-FiもDJも楽しめる」ブースになっている。
ベルリン・フィルの4K/HDR映像+ハイレゾ音源の配信も検討
独ベルリン・フィルが展開する配信サービス「デジタル・コンサートホール」は、現在の音声は圧縮音源だが、これを4K/HDR映像とハイレゾの96kHz/24bitで聴けるデモをパナソニックが“コンセプト提案”として実施した。音声の配信フォーマットはFLAC。映像を表示するテレビのVIERAから音声をデジタル出力し、対応DACを備えたオーディオ機器で聴ける仕組みを紹介。今回のデモを通じた来場者の反応を見ながら「市場性を確認していく」という。