ニュース

IMAXレーザー国内最大「グランドシネマサンシャイン」池袋に'19年7月開業へ

東京・池袋エリアにおいて「(仮称)東池袋一丁目シネマコンプレックスプロジェクト」として進められている施設名称が「キュープラザ池袋」に決定。同施設内に佐々木興業が出店するシネマコンプレックス名称は「グランドシネマサンシャイン」に決まった。2019年7月の開業を予定している。

グランドシネマサンシャインの劇場イメージ

キュープラザ池袋は、池袋駅東口のサンシャイン通りに位置し、地下2階地上14階建て、延床面積 1.6万m2、賃貸面積3,000坪を超える池袋東口エリア最大級の商業ビル開発。佐々木興業と東急不動産が協力して開発を進めている。

キュープラザ池袋
所在地

新たなシネコン「グランドシネマサンシャイン」は、中高層階となる4階~12階に出店。12スクリーン・約2,500席で都内最大級としている。

目玉は、常設の映画館として国内最大となる18.9m×25.8m(高さ×横幅)のスクリーンを備えた「IMAXレーザー/GTテクノロジー」シアター。最新の4Kツインレーザープロジェクターで、より広い色域と高いコントラストを実現。現実世界に近いリアルな映像を投影するという。IMAX 12chサウンドにサブバスを加えたサウンドシステムも採用。天井と両サイドに追加されたスピーカーで臨場感のある音響を楽しめる。

ツインレーザープロジェクタ―を導入
IMAXスクリーンの画角比較

その他にも体感型アトラクションシアター「4DX」を導入。また、シネマコンプレックスで日本初となる、館内全スクリーンへのRGBレーザープロジェクター導入により、Rec.2020の色域をカバー。シアター5とシアター6には、最新レーザープロジェクションシステムと3D音響が一体となったシネマサンシャインオリジナルの劇場規格「BESTIA(ベスティア)」を備える。

利用シーンや気分に合わせて選べる、3グレード(グランドクラス/プレミアムクラス/レギュラー)のシートを用意。レギュラークラスには、パリのオペラ座などでも導入されている仏キネット製のシートを採用する。IMAXシアターの最前列にはフラットシートを設置。寝転んで見上げながら映画を観られる。

グランドクラスのシート

全館でペーパーレスのQRコード入場システムを導入。チケットはインターネットで事前に予約購入して、スマートフォン画面に表示したQRコードをかざしてスムーズに入場できる。有料会員アプリ「シネマサンシャインリワード」も採用。公式アプリをダウンロードしてアカウント登録すると、6回鑑賞で1回無料、毎種木曜日は1,100円といった特典がある。年会費は500円。

オリジナルのフードメニューも提供され、「従来のシネマコンプレックスの基準を超える設備とサービスで未来基準のエンタテインメントを提供する」という。

シネマサンシャインリワードアプリの画面