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harman/kardonサウンドの10.1型タブレット「HUAWEI MatePad T 10s」

10.1インチの「HUAWEI MatePad T 10s」(下)と9.7インチの「HUAWEI MatePad T 10」(上)

ファーウェイは、エントリー向けのタブレット「MatePad T」シリーズに、10.1インチの「HUAWEI MatePad T 10s」と、9.7インチの「HUAWEI MatePad T 10」を追加、4月23日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はT 10sのWi-Fiモデルが27,280円、T 10のWi-Fiモデルが23,980円。両モデルともステレオスピーカーを搭載し、10sはharman/kardonによる音質チューニングがなされている。

両モデルともスリム・軽量なメタルユニボディを採用。表面にはサンドブラスト加工が施される。CPUはHUAWEI Kirin 710A オクタコア。OSにはAndroid 10ベースのHUAWEI EMUI10.1を採用した。RAM容量は2GB、ROMは32GB。

10sは解像度1,920×1,200ドットの約10.1インチIPSディスプレイを搭載。ベゼル幅が狭く、約80%の画面占有率を誇る。近接センサー、自動輝度調整機能を備えた照度センサーを備え、自動的に動画の輝度や彩度を調整し、映像処理アルゴリズムでシャープさを向上させるという「HUAWEI ClariVu」も搭載した。

10は1,280×800ドットの約9.7インチIPSディスプレイ。近接センサーや照度センサーを搭載せず、「HUAWEI ClariVu」にも非対応。

ブルーライトカットモードやペーパーライクな読書環境を実現するというeBOOKモード、ダークモードが利用可能。その他、2つのアプリを同時に操作できるスクリーン分割やスマートフォンからワイヤレスでデータを転送できる「Huawei Share」、子どもに安心してタブレットを渡せるという専用UIのキッズモードなども備える。

「HUAWEI MatePad T 10s」背面には「SOUND BY harman/kardon」のロゴが刻印される

両モデルともステレオスピーカーを内蔵。このうち10sはharman/kardon監修のサウンドチューニングが施されており、本体背面には同ブランドのロゴも刻印される。実際に聴き比べてみると、筐体サイズの違いもあるが、10sのほうが音場が広く、奥行き感のあるサウンドを楽しめた。

音質を調整できる「HUAWEI Histen 6.1サウンドエフェクト」に対応し、低音域エンハンスメントやダイナミックイコライジング、イヤフォン/ヘッドフォン接続時にバーチャル3Dサウンドを楽しめるようになる9.1chサラウンドセットアップなど利用できる。

メインカメラは約500万画素(AF)で、フロントカメラは約200万画素(FF)。外部ストレージとして512GBまでのmicroSDカードが利用できる。バッテリー容量は約5,100mAh。

Bluetooth 5.0に準拠し、Wi-Fiは802.11 a/b/g/n/ac(2.4/5GHz)をサポート。USB Type-Cポートとヘッドフォンジャックを搭載。

外形寸法は240×159×7.9mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約450g。ACアダプターやUSB Type-Cケーブルなどが付属する。

そのほか、発売中の10.4インチタブレット「HUAWEI MatePad」は、CPUにKirin820を搭載し、RAM容量4GB、ROM容量64GB、Wi-Fi6や22.5Wの急速充電に対応したモデルも発表。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33,880円、4月23日に発売される。