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ソニー、小型軽量な大口径Gレンズ「FE 24-50mm F2.8 G」。約18万円
2024年2月22日 16:30
ソニーは、35mmフルサイズ対応Eマウントレンズとして、ズーム全域開放F値2.8の標準域ズームレンズ「FE 24-50mm F2.8 G」を5月17日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は18万円前後。
開放F値2.8の大口径レンズながら、最新の光学設計とメカニカル設計により、最大径74.8mm、長さ92.3mm、重量約440gの小型軽量デザインを実現。フィルター径は67mm。
αシリーズの手ブレ補正「アクティブモード」に対応し、高い手ブレ補正効果を備えているほか、「ブリージング補正機能」にも対応。ズームをしても重心が変わりにくい設計のため、ジンバル撮影時にも安定した動画撮影が可能としている。
11枚羽根の円形絞りや球面収差の最適化などにより、Gレンズならではの美しくやわらかなぼけ描写が可能としている。最短撮影距離0.19m(AF時)、最大撮影倍率0.30倍(AF時)の高い近接撮影能力も備える。
4枚の非球面レンズと2枚のED(特殊低分散)ガラスを効果的に配置することにより、色収差など諸収差を低減し、画面中心から周辺部分まで高い解像性能を実現。
リニアモーターを2基搭載し、動きの速い被写体でも高速・高精度・高追随かつ静粛なフォーカシングが可能。「α9 III」の最高約120コマ/秒のAF/AE追随高速連写にも対応。精緻なピント合わせが求められる4K120p、FHD240pのハイフレームレート動画撮影時もスムーズに追随する。
マニュアルフォーカス時の繊細なリング操作にもレスポンスよく反応する「リニア・レスポンスMF」を採用し、リング回転角度に対応したフォーカス移動で精緻なピント合わせが可能で、動画撮影時のラックフォーカス操作などで撮影者の意図がダイレクトに反映できる。
そのほか、フォーカスホールドボタンをはじめ、絞りリングや絞りクリックON/OFFスイッチ、フォーカスモードスイッチなども搭載し、使い勝手にこだわった高い操作性を備えているとする。
環境に配慮した設計として、脱プラスチック素材による梱包材を採用。レンズを包む袋に、植物由来の不織布を採用し、梱包時に使用されるプラスチックを削減することで、環境負荷を軽減している。