レビュー

音楽配信がもっとイイ音に。大進化したHDMI搭載小型プレーヤー「NODE」

「NODE」(N130)。店頭予想価格は8.5万円前後

BluesoundのNODEシリーズが2021年末にモデルチェンジし、プレーヤーの「NODE」(N130/実売8.5万円前後)と、アンプ内蔵プレーヤー「POWERNODE」(N330/実売13万円前後)として生まれ変わった。前モデルの「NODE 2i」および「POWER NODE 2i」も完成度の高い製品だったが、今回の改善は音質、機能、使い勝手のすべてに及ぶとされ、期待が高まる。

筆者はプレーヤーのNODE 2iを試聴室の再生システムに組み込んで常用しているので、NODE 2iとNODEを比較しながら、進化の中身を検証してみることにした。

アンプ内蔵の「POWERNODE」(N330)。店頭予想価格は13万円前後

DACチップなど回路構成を強化。HDMI端子も追加された

まずは変更点を整理しておこう。

今回のモデルチェンジでは、DAC回路のグレードアップが音質面では最大のトピックだ。2機種ともシングルDACの差動出力により、SNと歪率を一気に改善。NODEではDACチップ自体も「PCM5122」から上位の「PCM5242」に格上げしており、それだけでもSNが向上するのだが、差動構成に変えたことの方が音質改善への寄与は大きいと思われる。

NODEとPOWERNODEどちらも、シングルDAC内での差動2ペア構成となったが、コンパクトなNODEでは特に基板設計で工夫が求められる。

今回、NODEにもHDMI入力を追加しているので、基板の変更とパーツの追加は不可欠で、価格は若干だが上昇した。HDMIはテレビの音声出力をPCMで受け取り、アンプなどオーディオシステムにつなぐ用途がメインになる。アンプ内蔵のPOWERNODEは従来からHDMI端子が付いていたが、NODEにも同じ装備を求める声が強かったのだろう。

NODEの背面。新たにHDMI入力(eARC対応)が追加された
POWERNODEの背面

基本ソフトを動かすARMのプロセッサーは、従来のシングルコア(1GHz)からクアッドコア(1.8GHz)に強化し、約8倍のCPU性能を得て動作スピードを大きく改善しつつ、将来の機能拡張にもそなえている。CPUの強化はアプリの操作レスポンスにも影響が及ぶので、使い勝手の改善が期待できそうだ。

NODEは前作と同様に同軸と光のデジタル出力があるが、ファームウェアのアップデート後にはUSBからも信号を取り出せるようになるという。今回の試聴は年末年始の時期に重なったのだが、設置後すぐにアップデートが行なわれたようで、ストリーミングとNASのネットワーク再生の両方で外部USB DACを用いたハイレゾ再生ができるようになった。その詳細は記事後半で紹介する。

サテン・ホワイト
サテン・ブラック

中身の進化に比べると外見の変更は控えめだ。

最初は目を凝らしてもわからないのだが、動作状態ならトップパネルの表示がすっきりしていることに気付く。従来は操作パネルを囲むように配置していた放熱孔を最小限に減らし、その分だけ大きくなったタッチ操作パネルに横長の音量調整用スライダーを導入。スライダーを操作したときは3dBステップ、左右のボタンに触れると1dBステップで細かい調整ができる。

天面のタッチ操作パネル。上部の“白い点”がプリセットボタンになっている
従来機「NODE 2i」(左)との比較。操作パネルがサイズアップし、放熱孔が目立たなくなった

操作パネルのリア側には5つのプリセットボタンを並べて、アプリを利用して各種入力やプレイリストなど自在に割り当てられるようになった。これらの操作部は手を近付けると近接センサーが反応して浮かび上がる仕組みで、操作時以外は再生中も停止中もブルーの小さなリング状LEDが光っているだけと、非常にシンプルになった。

手を近付けるとセンサーが反応し、インジケーターが光る
アプリを使えば、インジケーターの明るさや近接センサーの調整が行なえる

操作キーの点灯時間はBluOSアプリで調整ができる。そのほか、仕上げがサテン塗装に変わったようだが、ホワイトだと従来機との違いはあまり目立たない。いずれにしてもオーディオ機器としては異例なほどシンプルかつスタイリッシュで、飽きがこないデザインだと思う。

従来機と同様、リモコンは付属しないが、オプションの赤外線リモコンを購入すると計10個のプリセットを利用できるようになる。お気に入りのアルバムやインターネットラジオ曲を登録しておけば本体に触れなくてもワンタッチで呼び出せるので、プリセット機能を多用する人は検討の価値がありそうだ。

オプションの赤外線リモコン。カラーはブラックのみ

なお、リモコンには電源ボタンがついているが、NODEシリーズの本体には電源ボタンが付いていない。再生/一時停止キーを長押しすればバケーションモードに入るが、このモードの常用は電源回路への負荷が上がることを理由にメーカーでは推奨していない。今回のモデルチェンジで表示が最小限になったので、電源が入っていても外観上は気にならなくなった。なお、15分以上アイドル状態になると、自動的に省電力モードに入るとのことだ。

正面の青いLEDの下にはステレオミニ仕様のヘッドフォン端子があり、デジタル出力時やアナログの固定出力時でもスライダーやアプリで音量調整が可能だ。音質改善はヘッドフォン出力にも及んでいるので、NODE 2iと聴き比べた結果も紹介することにしよう。

コンパクトな筐体も特徴。NODEの外形寸法は、220×146×46mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1.09kg

従来よりもハイレゾ本来の情報を正確に引き出してくれる

差動出力DACへの変更がもたらすサウンドの変化は音を出した瞬間に気付くほど大きく、そのほとんどは好ましい方向への改善だった。

今回は、ストリーミングサービスのTIDAL(編注:国内ではサービス非対応)とAmazon Music Unlimitedのほか、NASの音源も聴いているが、そのなかで最も音の変化が大きいと感じたのがAmazon Music Unlimitedのハイレゾ音源。NODE 2iではCD相当のロスレスとの差がいまひとつわかりにくい曲でも、新しいNODEで聴くと、ハイレゾならではの繊細な表情や臨場感が伝わり、マスターが異なる別の音源を聴いているような印象すら受ける。

ダイアナ・クラールの「ディス・ドリーム・オブ・ユー」や「ス・ワンダフル」はヴォーカルの肉声感とボディ感が生々しく、音が出た瞬間、あまりのリアリティに驚くほどだ。声のイメージが左右スピーカーの間にやや高めの位置で定位する様子など、空間表現についてもハイレゾで聴くと本来の情報を正確に引き出していることがわかるし、ピアノやドラムの高音がにじんだり、硬めのタッチにならないことにも好感を持つ。

アコースティックギターはナイロン弦の柔らかい音色を忠実に再現し、弱音も痩せることなく質感をキープ。音色を左右する情報は微小信号に含まれているので、音色の忠実な再現は差動構成のDACを導入した成果と考えて良いだろう。

TIDALの音源ではサビーヌ・ドゥヴィエルが歌うヘンデルとバッハの作品で新旧の差をはっきり聴き取ることができた。

ドゥヴィエルの最近のアルバムは独唱とオーケストラの関係がステージ上に立体的に展開する優れた録音が多く、それをどこまで再現できるかがハイファイ再生のカギを握る。MQAエンコードされたTIDAL MASTER音源を再生すると、NODE 2iでは声はきれいに浮かぶものの、前後の遠近感は期待したほど実感できない。

Sabine Devieilhe「Bach,Handel」

一方、新しいNODEは歌手の位置とオーケストラの距離感を立体的に見通せるうえに、左右の楽器の広がりもひとまわり大きく感じられた。TIDALは複数のストリームサービスのなかでも良質なサウンドを引き出しやすいと個人的に考えているのだが、新しいNODEシリーズはその印象を裏付ける音が出てくる。高音域はAmazon Music Unlimitedで聴いた同じ音源よりも澄んだ響きに感じられるし、ヴァイオリンやチェロの鋭い立ち上がりや繊細な音色など、ピリオド楽器の特長を誇張なく素直に再現している。

NODEシリーズは従来からMQA音源のフルデコードに対応しているので、MQAエンコードされたTIDALのハイレゾ音源を単独でデコードし、アナログ出力から取り出すことができる。さらにMQA-CDについても外部CDプレーヤーのデジタル出力をデコードする機能が昨年のアップデートで追加され、NODEと組み合わせれば手持ちのCDプレーヤーでハイレゾ再生を楽しめるようになった。

NODEへの接続には光ケーブルを利用し、オーディオ設定画面でいくつかの項目を変更する手順も必要だが、いったん設定してしまえばストリーミング再生と同様に特別な操作をしなくても手軽にハイレゾ再生ができる。手頃なネットワークプレーヤーのなかで、ここまでMQAとの親和性が高い製品はそう多くない。

fidataのオーディオ用NASに保存したハイレゾ音源も聴いてみた。

ライヴ音源のアナログマスターをハイレゾ化した《ジャズ・アット・ザ・ポーンショップ》は、サックスやクラリネットなど旋律楽器の動きを鮮度の高い音で再現し、聴衆の話し声など演奏会場の環境音も含めて、この録音の抜きん出た臨場感を描き出す。

ドラムとベースは量感よりも緩みのないテンションの強さが前面に出る印象で、特に「テイク・ファイヴ」などテンポの速い曲で音楽が前に進む躍動感と推進力が聴きどころ。従来機ではドラムソロの瞬発力がいまひとつ伝わりにくいが、新しいNODEは突き抜けるようなアタックが爽快だ。

Silje Nergaard「Houses」

セリア・ネルゴールの「マイ・クラウデッド・ハウス」は、楽器を変えてめまぐるしく動き回るパーカッションとキーボードがヴォーカルにかぶらず、声の伸びやかさやハーモニーが正確に伝わるかどうかが重要なポイントだ。

NODEで聴くと、スティールパンやヴィブラフォンの音がにじまず、それぞれの楽器の特徴的な音色を忠実に再現していることがわかり、音数が増えたときの混濁も気にならない。にぎやかなリズムのなかからヴォーカルが素直に浮かび上がり、両者の対比が実に鮮やかだ。

この曲はストリーミングで再生しても音作りの面白さがよく伝わるのだが、一音一音の質感はハイレゾ音源(FLAC 96kHz/24bit)の方が優れていると感じた。新しいNODEは、メディアごとの微妙な違いを従来よりも聴き取りやすくなっているように思える。

アプリ「BluOS」もサクサク。ヘッドフォンでも音質改善を実感

ここで専用アプリ「BluOS」の使い勝手にも触れておこう。

専用アプリ「BluOS」

まずは気になったことから紹介すると、豊富な機能の半面、簡潔さにこだわるあまり、省略しすぎと思える点もある。TIDALの場合、ハイレゾ音源は画面上にMQAのロゴマークが表示されるので通常のロスレス音源と区別できるのだが、サンプリング周波数を表示したり、本体にMQAデコードを示すLEDなどが点灯する機能がなく、本来の解像度で再生できているかどうか、確認できないのだ。聞けば、メーカーへは改善の要望が上がっている事項だというので、是非期待したいところ。

TIDALでの再生画面。MQAのロゴマークが表示されている

同じことはAmazon Music Unlimitedのハイレゾ音源にもあてはまる。再生トラックが並ぶキュー画面にはAmazon Musicのロゴが現れ、ハイレゾ音源の場合は「HR」と表示されるのだが、サンプリング周波数とビット数を確認することはできない。もちろんNODEのデジタル出力を外部DACにつなげば、そちらでサンプリング周波数を確認できるのだが、ひと手間かかってしまう。

Amazon Music Unlimitedでの再生画面。ハイレゾを示すHRマークが確認できる

ちなみにオッポ「UDP-205」とエソテリック「K-01XS」の2台でUSBオーディオ接続を試したところ、どちらの機種でもパソコンのAmazon Musicアプリであらかじめ確認しておいたフォーマット通りのサンプリング周波数で正常に再生できていることを確認できた。画面に情報を表示する機能を追加するなど、ぜひこちらも対応を望みたい。

BluOSアプリはそれ以外にほとんど不満はなく、CPUが強化された新しいNODEでは、サクサクと動くレスポンスの良さが従来以上に快適だ。検索結果やプレイリストに登録した音源が待たされることなく表示され、メディアやサービスの切り替えも一瞬で完了する。

サクサクと動くレスポンスの良さが従来以上に快適

内蔵DACが強化されたので外部DACとつなぐメリットは薄れたかもしれないが、個性の違うDACを使い分ける楽しみはマニア心を刺激する。

特に手持ちのオーディオシステムに組み込む場合は、デジタル出力を省略したPOWERNODEよりも同軸/光/USB出力を活用できるNODEの方が拡張性が高く、使いこなす楽しみが広がるだろう。

ゲインや出力モードなどの設定画面

さきほど紹介したUDP-205とK-01XSで聴く再生音は、NODEの内蔵DACとはひと味違う音調になり、音楽ジャンルや好みによってDACを使い分けるのも面白いと思わせる。ES9038PROを積むUDP-205はニュートラルなバランスと立体的な空間表現に持ち味があり、8個のAK4497で構成した贅沢なDAC回路を積むK-01XSからは、広大な音場のなかに楽器群が立体的に展開するスケールの大きなサウンドを引き出すことができた。

特に後者はNODEとは価格が釣り合わないが、ファイル再生やストリーミングのポテンシャルを最大限に引き出すためにあえて組み合わせてみる価値はあると感じた。ハイエンドシステムのユーザーのなかにNODEに一目置く人が少なくないのは、ストリーミングに焦点を合わせたネットワークトランスポートとして活用する可能性を意識しているからだ。

外部DACを活用すれば、サウンドの変化も楽しめる

アナログオーディオ回路を一新した効果は、ヘッドフォンでも実感することができる。

ライン出力やデジタル出力を取り出して外付けのヘッドフォンアンプで聴くスタイルもありだが、システムが複雑になるとNODEシリーズならではの手軽さが損なわれてしまう気もする。特にデスクトップで使う場合は、本体のヘッドフォン端子を活用できればそれに越したことはない。

フロントにある黒い穴が、ヘッドフォン端子

Amazon Music Unlimitedの音源をNODE 2iとNODEで再生し、AKG「K812」で聴き比べてみると、情報量とダイナミックレンジどちらもNODEの方がひとまわり余裕があることに気付く。

K812との組み合わせではボリュームを高めにする必要があるが、特にNODEは70%前後のボリューム位置で十分な音圧感が得られ、ベースやドラムの量感を引き出すことができた。《シェエラザード》のように強弱のレンジが広い管弦楽曲を再生しても、NODEでは弱音のなかでのグラデーションをきめ細かく聴き取れるし、フォルテシモで響きが飽和することもない。

もちろん単体のヘッドフォンアンプを組み合わせればもさらに余裕のある駆動ができるが、大半のヘッドフォン、イヤフォンは実用上不満なく鳴らせるはずだ。なお、前面の出力端子にヘッドフォンをつなぐと、RCAの固定出力に設定している場合でも本体とアプリの両方でボリューム操作が有効になる。

アンプ内蔵のPOWERNODEなら、テレビとの組み合わせも好適

最後に、新たに追加された機能の使い勝手にも触れておこう。

本体のプリセットボタンは、メインメニューの「マイプリセット」で各ポジションごとに設定できる。同メニューでプリセットしたいナンバーを選び、それぞれに特定の入力やプレイリストを登録するという流れだ。

プリセット機能自体は従来のNODEシリーズでも利用できるのだが、ダイレクト操作ボタンがあればアプリを開かなくてもすぐ目的の入力やプレイリストにアクセスでき、使い勝手が向上する。

実際にはお気に入りのストリーミングサービスごとにプレイリストやアルバムも登録しておくのが便利だが、登録内容は簡単に書き換えられるので、日常的に使いこなせる機能として活用できそうだ。プリセット内容はアプリの画面に一覧表示される。

メニュー画面のマイプリセットから、プリセットのカスタマイズが可能
プリセット別にサービスも選択できる
プリセット内容は画面で確認できる

NODEに追加されたHDMI端子はテレビのeARCやBDプレーヤーをつなぐことを想定したもので、映像ソースにまで用途を広げる注目の装備。

アンプを内蔵するPOWERNODEの方が活用しやすいかもしれないが、プライベートルームでスリムな再生環境を整えたい場合など、NODEをコアにしてオーディオと映像機器をまとめる用途にはうってつけだろう。

BDプレーヤーと組み合わせる場合は、ARC対応のテレビを中継させる必要があり、サラウンド信号のデコード機能はないのでステレオ再生だけになるが、「それで十分」という人は少なくないと思う。手持ちのプリメインアンプにHDMIは端子がなく、オーディオにつなぎたくても無理という人に特にお薦めしたい。

アンプを内蔵した「POWERNODE」。外形寸法は220×190×70mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1.72kg

NODEと同時にリニューアルされたPOWERNODEは操作系の改良のほか、内蔵アンプも大幅に強化されている。クラスDアンプのなかでも特に注目度の高いHypexのUcDを積んでおり、出力は定格でもチャンネルあたり80Wと余裕がある。

従来のPOWERNODEに比べて1.7倍以上のハイパワーということで、実際にKEF「LS50」をつないで鳴らしてみたところ、音圧に不満がないどころか、かなりの大音量で鳴らしても限界には至らない。帯域バランスに偏りがないので、映画だけでなく音楽ソースでも次元の高いサウンドを狙うことができる。DACのデュアル化はPOWERMODEでも確実な成果を上げていることを実感した。

NODEは、音楽配信を楽しむシステムのコアになる製品

コンパクトなボディからは想像できないほど、NODEは数多くの機能を内蔵している。今回は触れていないが、Roon Readyに準拠するほか、ワイヤレス関連はWi-Fi、Bluetooth、Apple Play2をすべてサポート。さらにサブウーファー出力まで付いているので、ミニマムサイズでレンジの広いオーディオシステムを組む楽しみもある。

私はメインのネットワーク再生システムのサブ機として、Amazon Music Unlimitedの再生に限定してNODE 2iを導入したつもりだったが、DAC回路を強化して音質に磨きをかけた新しいNODEは、そんな限られた用途だけに使うのは気が引ける。

高音質ストリーミングを日常的に聴くメインソースに位置付け、さらに映像メディアを含む外部ソース機器の高音質化まで視野に入れてシステムを組むなら、NODEはシステムのコアになる製品の筆頭候補に上がるだろう。

(協力:PDN)

山之内正

神奈川県横浜市出身。オーディオ専門誌編集を経て1990年以降オーディオ、AV、ホームシアター分野の専門誌を中心に執筆。大学在学中よりコントラバス演奏を始め、現在も演奏活動を継続。年に数回オペラやコンサート鑑賞のために欧州を訪れ、海外の見本市やオーディオショウの取材も積極的に行っている。近著:「ネットオーディオ入門」(講談社、ブルーバックス)、「目指せ!耳の達人」(音楽之友社、共著)など。