小寺信良の週刊 Electric Zooma!

第693回:【年末特別企画】Electric Zooma! 2014年総集編

Zooma!:ズームレンズ、ズームすること、ズームする人、ズズーンの造語

第693回:【年末特別企画】Electric Zooma! 2014年総集編

4K/高級タイプなどカメラ全盛。レコーダも盛り返した1年

今年を振り返ってみると……

 さて例年通り、この記事を書く季節となった。今年のシメとして、2014年総集編をお送りする。年末の忙しい時期になかなかゆっくり読む時間もないかもしれないが、帰省の車内やお正月コタツの中などでゆっくりお楽しみ頂ければ幸いである。

 今年は、昨年から続いた景気回復傾向がどうにか持続、家電業界には活気が戻った。特に白物、LED電球やシーリングライトもかなり安くなり、掃除機や扇風機などにも新方式の高級タイプがよく売れたという。一方でAV機器などの黒物家電では、相変わらずカメラ系が好調だった。超絶に高級路線ではなく、プチ高級志向がより強まった1年だったと言えるのではないだろうか。

 今年取り上げた製品をジャンル別に分類すると、カメラ×23、レコーダ×8、ガジェット×6、ネット放送関係×3、PC×1、オーディオ×1となった。特集やショーレポートは除いている。

 こうしてみると、カメラの異様な多さが目を引く。4Kカメラはなるべく取り上げたので仕方がないとしても、数を押し上げたのはアクション系とも言える小型カメラの増加だ。一方で純粋なビデオカメラは3つしかなく、昨年10モデル取り上げたのに比べると、あきらかに商品群としては衰退傾向が見える。

 ではジャンルごとに、今年のトレンドを振り返ってみよう。

カメラ篇

 今年発売されたカメラのうち、コンシューマ向けに発売された4Kカメラは7モデル。内訳は、パナソニック5モデル、ソニー2モデルである。そのうち、HC-X1000を除く6モデルを本コラムで取り上げた。

パナソニックの4K対応アクションカム「HX-A500」
パナソニックの4K対応ネオ一眼「DMC-FZ1000」

 4Kカメラのバリエーションとしては、パナソニックの圧勝である。下はアクションカムの「HX-A500」からコンパクトカメラの「DMC-LX100」、ネオ一眼「DMC-FZ1000」、ミラーレス「DMC-GH4」、ハンドヘルド「HC-X1000」まで、ほとんどのジャンルで4Kカメラを用意した。唯一ないのがハンディタイプのビデオカメラだが、これはそもそも市場がデジカメ動画に席捲されているため、商品化しても食い込めないという判断だろうか。

パナソニックの4K対応コンパクトカメラの「DMC-LX100」
パナソニックの4K対応ミラーレス「DMC-GH4」

・第664回:ウェアラブル4K、パナソニック「HX-A500」を試す
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140528_650485.html
・第692回:またパナソニックがやらかした! 圧巻の4Kコンデジ「DMC-LX100」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20141217_680598.html
・第673回:ついにレンズ一体型でも4K動画が! DMC-FZ1000
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140730_660044.html
・第662回:いよいよ発売! 4K対応ミラーレス、パナソニック「DMC-GH4」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140514_648262.html

 一方のソニーは、今年春にハンディタイプの「FDR-AX100」をリリースしたが、次の「α7S」がかなり難産だった。本体のみで4K記録ができないため、発売当初は4Kで撮影することができなかった。唯一現段階で対応している4Kキャプチャ製品のAtomos「SHOGUN」がようやく今月から販売を開始したものの、まだ数は十分にないようだ。もっともα7Sは高感度カメラとしての一面もあり、そちらの方で響く製品でもあったようだ。

ソニー「FDR-AX100」
ソニー「α7S」

・第657回:“日常4K”始まる。ソニー「FDR-AX100」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140402_642391.html
・第676回:夜ロケ最強! 異次元の撮影が楽しめる高感度カメラ。ソニー「α7S」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140827_663700.html

ソニー「HDR-AS100V」

 このうち4K/60pが記録できるのはパナソニックのハイエンド「X1000」だけで、それ以外はすべて30pまでに留まっている。一般の人が4Kで撮影する際に、60pのフレームレートが望まれるかは今後の動向を見ていく必要があるが、今のところ30pであるメリットも、メーカーからはきちんと説明されていないように思える。

 一方、アクションカムの流れを汲む小型カメラやウエラブルカメラが多数登場し、今年は6モデル、既出の「HX-A500」を入れると7モデル取り上げた。純粋なアクションカムはソニー「AS100V」ぐらいで、他は用途を絞ることで特徴を出してきた。

・第655回:使い勝手/画質/手ブレ、色々改善。ソニーの白いアクションカム「AS100V」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140319_640268.html

 例えばZoom「Q4」は、音声収録にターゲットを絞ったことで、同社の持つ音楽系の顧客にアピールした。GARMIN「VIRB-J ELITE」は、同社サイクルコンピュータ用のセンサー情報も取り込むなど、他社にはない方向に強化されていた。

ZOOM「Q4」
左がアクションカメラ「VIRB-J ELITE」、右がサイクルコンピュータ「Edge810J」

・第649回:音質重視のハンディビデオカメラ、ZOOM「Q4」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140129_632813.html
・第669回:自転車乗りには結構楽しい! GARMIN「VIRB-J ELITE」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140702_655982.html

 キヤノン「iVIS mini X」はレンズが単焦点なだけで、能力的には従来型のビデオカメラに近い。すでに半年前から米国で発売されていたが、日本でもようやく発売が開始されたモデルだ。カシオ「EX-FR10」やリコー「WG-M1」は、デザイン面での優位性が高いが、カメラそのものとしてはどう使えばいいのか、キラーソリューションが見つけられないという印象が残った。

キヤノン「iVIS mini X」
カシオ「EX-FR10」
リコー「WG-M1」

・第683回:音質大幅強化のキヤノン「iVIS mini X」ようやく日本発売! パンテーブル「CT-V1」も試す
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20141015_671262.html
・第679回:アイデア次第で色々できる“完全分離型”アクションカム、カシオ「EX-FR10」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140917_666931.html
・第681回:なぜかリコーも参戦。時計風デザインがイカス! 防水耐衝撃アクションカム「WG-M1」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20141001_669177.html

 また新機軸のカメラも登場し、なかなか面白かった。Kodak「SP360」は、小型ながら360度の動画が撮影できるユニークなカメラ。リコー「THETA m15」も、評判が良かった前モデルから動画対応を果たした製品だ。LYTRO「ILLUM」は、あとからフォーカスが調整できるカメラの“本気”版。価格的に手軽とは言えないが、新しい写真の可能性は感じる。ただもうすでに「お試し期間」は終わり、きちんとしたビジネスとして成立するかが試されるフェーズに入ったと言える。

Kodak「SP360」
リコー「THETA m15」
LYTRO「ILLUM」

・第686回:アイデア浮かべば買っとけ! 360度×214度の半球撮影アクションカメラ「Kodak SP360」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20141105_674416.html
・第687回:あの全天球カメラ・THETAがついに動画撮影対応! THETA m15の実力は?
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20141112_675575.html
・第690回:新しい“写真”を作るか!? 撮影後にピントが変えられるカメラ「LYTRO ILLUM」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20141203_678577.html

 そして今年大きくカメラ業界を湧かせたのは、高級コンデジ路線だろう。昨年からすでにその傾向は見られたが、今年はさらに参入が増え、なかなかにぎやかになった。ソニー「RX100M3」は、従来シリーズの完成形とも言えるモデル。レンズを見直し、格納式ビューファインダも実装した。「ILCE-QX1」はスマホと合体するカメラだが、レンズ交換式にしたことで、コンデジとミラーレスのハイブリッドとも言える独自の方向性へ進んで来た。

ソニー「RX100M3」
ソニー「ILCE-QX1」。Xperia Z1、18-105mm/F4のGレンズと組み合わせたところ

・第665回:RX100の最終形? XAVC Sも撮れるソニー「RX100M3」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140604_651579.html
・第682回:レンズスタイルカメラからレンズも取った!? ソニーILCE-QX1。APS-C最小? iPhone 6と撮り比べ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20141008_670320.html

キヤノン「PowerShot G7X」

 キヤノン「PowerShot G7X」、パナソニック「DMC-LX100」も高級コンデジ路線だが、4Kが撮れるLX100に比べると、G7Xの力不足が目立つ。もちろん価格が違うので同じ性能であるはずはないのだが、もう少しキヤノンらしいオリジナリティが欲しかったところだ。ただキヤノンでこの価格ということで関心は非常に高く、今年の本連載ではもっとも多くのページビューを記録した。

・第684回:高級コンデジ激戦!? キヤノン「PowerShot G7 X」は、ソニー「RX100 M3」よりスゴいのか
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20141022_672399.html

レコーダ篇

 今年はレコーダも比較的盛り上がったジャンルである。というのも、いわゆる全録レコーダが現実的な値段になってきたことに加え、リモート視聴へのハードルが大幅に下がるという、この2つが融合したからである。

 今年取り上げたレコーダ8モデルのうち、全録モデルは3つ。先行する東芝は、地デジだけに絞った5万円を切る「D-M430」を投入、一気に全録を身近なものに引き寄せた。現在も実売で3万円程度と、価格的な優位性は保ったままだ。さらに12月5日からはリモート視聴対応のアップデートも行なわれた。

 また東芝「DBR-T560」は、3chぶんの全録機としても使えるトリプルチューナ機で、普通のレコーダと全録機のハイブリッド仕様をさらに推し進めた格好だ。

東芝「D-M430」
東芝「DBR-T560」

・第653回:地デジ派には必要にして十分! 誰でも買える全録
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140305_638105.html
・第688回:3ch全録も可能なサクサクBDレコ、東芝「DBR-T560」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20141119_676661.html

 パナソニックのDIGA「DMR-BXT970」は、最大10チャンネル全録を誇る、機能全部入りの横綱相撲を展開。VIERAで開発した新しい音声操作UIも搭載し、最先端のAV家電体験を実現した。

 また全録ではないレコーダでは、SeeQVault対応が始まった。今年レビューした中では、パナソニック「DMR-BRZ2000」、東芝「DBR-T560」がそれである。専用のHDDが別途必要というハードルはあるが、Blu-rayに書き出さなくてもレコーダの買い換え時に番組が引き継げることから、これからじわじわと普及が進んでいくだろう。

パナソニック「DMR-BXT970」
パナソニック「DMR-BRZ2000」

・第667回:これはすごい! 音声操作やリモート視聴など、いろいろ出来過ぎの全録DIGA「DMR-BXT970」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140618_653907.html
・第685回:PC用NASとしても使え、宅外視聴もOK! DIGA「BRZ2000」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20141029_673463.html

ソニーの「BDZ-ET2200」

 一方でソニーの「BDZ-ET2200」は、全録でもなくSeeQVault対応でもないといった格好で、精彩を欠いた。昨年のモデルをモバイル視聴対応にいち早くアップデートしたところまでは勢いを感じたのだが、来年のモデルでは巻き返しを期待したい。

・第691回:スマホ連携時代のBDレコーダ、ソニー「BDZ-ET2200」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20141210_679551.html

 さて今年レコーダ業界を盛り上げたもう一因は、モバイル視聴環境の急速な立ち上がりだ。今年2月に次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)が、「デジタル放送受信機におけるリモート視聴要件 Ver1.0」を策定。それに対応したレコーダおよびスマホ用アプリが順次リリースされ、環境がある人にとっては、もはやテレビを外出先からネット経由で見るというのは当然の機能になった。

 ソニー、パナソニックは自社製アプリで、東芝はデジオン製アプリでリモート視聴が可能だ。一部、放送中の番組が視聴できないといった制限はあるが、モバイル環境におけるタイムシフト+プレイスシフトがようやく実現でき、ようやくテレビ好きの日本国民らしいサービスの恩恵が受けられるようになった。

・第675回:TV体験を加速する3ソリューション。nasne連携PC TV with nasne/TV SideView。8ch一気表示のガラポンTV
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140820_662699.html

シャープの4Kレコーダ「TU-UD1000」

 そのほか尖った商品としては、シャープの4Kレコーダ「TU-UD1000」はなかなかチャレンジングだった。まだ試験放送の「Channel 4K」が受信、録画できる。現在はすでに受信できるチューナがいくつかあるが、試験放送開始とほぼ同時期にいち早く対応レコーダが登場したのには、驚いた。

・第671回:4K試験放送が録れるレコーダ、シャープ「TU-UD1000」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140716_658082.html

下が「ガラポンTV 4号機」

 また逆の方向性の商品としては、地デジのワンセグ8チャンネルを同時に表示できる「ガラポンTV 4号機」も面白かった。元々ワンセグの全録機だが、ブラウザで8チャンネルのテレビ番組が同時再生できるのは、強烈な体験をもたらすだろう。これも一つのテレビの形として、未来のビジョンを示している。

ガジェット篇

 ガジェットといってもジャンルが多岐に渡っていてひとくくりにするのもどうかとは思うが、今年はやはりマルチコプターが起動した年だったのではないだろうか。個人的にもオモチャレベルのものを数機買って、操縦法を勉強した。また空撮や競技大会のアドバイザーとしても、複数の案件でお手伝いさせていただいた。

DJI「Phantom2 Vision+」

 レビューとしては、今や空撮の定番となっているDJIの「Phantom2 Vision+」を自分で飛ばせたのは、いろんな意味でいい勉強になった。そもそも東京の河川敷でこれぐらいの機体を合法的に飛ばせる場所はあまりなく、そのあたりの事情もわかった。手を離してもその場でホバリングするため、一見すると誰でも簡単に扱えそうに見えるのは事実だ。だがそれらの自動制御機構がエラーした場合にどうするか、最悪の事態をどう想定するか、そのあたりは実際に墜落やフライアウェイなどのトラブルを経験しないとわからないところであり、実はハードルが高い。

・第674回:空撮初心者でもOK!? DJI「Phantom2 Vision+」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140806_660980.html

左からRolling Spider、Jumping Sumo

 もう一つ、フランスParrotの機体「Rolling Spider」はオモチャに徹したシリーズで、室内で遊べるレベルの安定性を実現した。こちらも手放しでホバリングでき、スマホで操縦するため簡単だ。ただ、普通にプロポでコントロールする機体が扱えるレベルの人だと、実質なにもすることがないので、つまらないかもしれない。

・第677回:1万円台でも簡単&安全、Parrotミニドローン
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140903_664827.html

KORGの「LittleBits Synth Kit」

 現在のところ、マルチコプターは直径15cm未満のオモチャか、40cm以上のガチ製品群に二分されており、その中間の機体があまりない。すでにいくつか発表だけはされている製品もあるが、来年はさらなる高度化、低価格化、バリエーション化が進むことを期待したい。

 そのほか興味深かったのは、KORGの「LittleBits Synth Kit」だ。元々は電子工作キットのシリーズだが、その仕掛けを応用してアナログシンセモジュールをキットにした製品である。

・第670回:これは楽しい! アナログ回路を磁石で繋いでシンセが学べる「LittleBits Synth Kit」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140709_657041.html

 おそらく本物のアナログシンセを現役で触ったことがある人は、若くても50歳を超えつつあるところではないかと思われる。多くの読者に「面白そう」と言っていただいたが、「理屈が分かった」という声は少なかった。今記事の動画を見直してみても、なんだか自分にしかわからない説明になっていて申し訳なかった。

 デタラメに繋げてもなんとなく音にはなるのだが、やはり理屈が分かって、こうすればこうなるはず、とやってみてそれ通りに音が出る喜びこそ、このキットの本質だろう。どちらかというと知育玩具に近いが、こういったキットで回路を試作し、後々自作のIoT(Internet of Things/モノのインターネット)に進んでいくといった流れができると面白い。

総論

 さてまだまだ小物・大物含め語り尽くせないところではあるが、今年はこのあたりでお開きとしたい。今年のトレンドとは言っても、あくまでも自分で使ってみた製品に限られるため、世間一般に広く分析されるトレンドとは、若干違うかもしれないが、お楽しみ頂けただろうか。

 筆者の印象だが、今年は4K撮影、全録、リモート視聴、ハイレゾオーディオ、タイムラプスなど、デジタルのリソースを潤沢に使うソリューションが根付いた年だったように思う。ある意味物量作戦のものが、適正価格で入手できるようになったという点で、実にいろんな新経験をさせて貰えた年だった。

 一方で大量のリソースが処理できていない分野もある。例えばPCの4K編集対応だ。このあたりは僚誌PC Watchの企画で勉強させて貰ったが、来年はもうちょっとこの辺を深掘りしてみたい。さすがに“4Kを撮ったらテレビに出して終わり”では済まされないだろう。

 また4K映像の入れ物として光ディスクはまだアリなのか、その辺も来年には形が見えてくるのではないだろうか。さらには“来る来る”とさかんに言われているIoTは、本当に来るのか、来るとしたらどういう形なのか。そのあたりも、AV機能と絡めながら検証していきたいと思う。

 以上、本年のElectric Zooma!はこれにて終了である。今年もまたご愛読感謝する。来年はCESレポートでお目にかかる予定だ。それでは皆様、良いお年を!!

小寺 信良

テレビ番組、CM、プロモーションビデオのテクニカルディレクターとして10数年のキャリアを持ち、「難しい話を簡単に、簡単な話を難しく」をモットーに、ビデオ・オーディオとコンテンツのフィールドで幅広く執筆を行なう。メールマガジン「金曜ランチボックス」(http://yakan-hiko.com/kodera.html)も好評配信中。