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全キャラが音声合成で喋るアニメが10月スタート。東芝のコエステーション活用

テレビ東京系列で、月~金の朝7時5分から放送している子供向け番組「おはスタ」。その中で、10月1日からスタートするアニメ「れいぞうこのつけのすけ!」に、東芝デジタルソリューションズがコミュニケーションAI「RECAIUS」(リカイアス)と、音声合成技術「コエステーション」を提供。主人公の「つけのすけ」をはじめ、アニメ内の全キャラクターが音声合成で喋る。

新アニメ「れいぞうこのつけのすけ!」
(C)がんばれ!つけのすけプロジェクト

「コエステーション」は、コミュニケーションAI「RECAIUS」の音声合成技術を活用して“声”を収集・蓄積・提供するプラットフォーム。様々な人に似たデジタルの声を作成できる。

その基本性能や可能性がテレビ東京に評価され、全キャラクタが音声合成で喋る新しいアニメ「れいぞうこのつけのすけ!」に採用される事になった。主人公・つけのすけなど主要な3人のキャラクターの声からスタートし、順次キャラクターが増える予定。

コエステーションには、一般ユーザーが手軽に体験できるiOS向けアプリも用意されており、「将来的には視聴者のデジタルの声を番組内で活用する新しい視聴者参加型の企画も検討している」という。

なお、「れいぞうこのつけのすけ!」は、小学館集英社プロダクションと集英社の共同原作の作品で、10月1日から最強ジャンプ(隔月刊)で、マンガ連載もスタートする。

「おはスタ」内で放送される
(C)ShoPro・TV TOKYO