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予算10万円、アンプ内蔵ストリーマー「WiiM Amp Pro」で本格オーディオ始めてみた
- 提供:
- エミライ
2025年4月18日 08:00
普段はアクティブスピーカーをPCやスマホと組み合わせて音楽を楽しんでいるが、より趣味性の高いパッシブスピーカーを使ったオーディオ環境を手に入れたいと思っている人は多いのではないだろうか。筆者もそんな一人だ。
いざ本格的なオーディオ環境を構築しようと思っても、音質の良いアンプは巨大なものが多く、スピーカーも含めると巨大な設置スペースが必要になりがち。また音質にこだわれば当然価格も上がってくるため予算的に難しい……ということもあるだろう。
そんな人におすすめのアイテムが登場した。それがネットワークプレーヤーとオーディオアンプが一体となった「WiiM Amp Pro」だ。市場想定価格は66,000円前後で、あとはスピーカーを買えばオーディオ環境を構築できるので、コスパの良いスピーカーを選べば、予算10万円で抑えることも可能だ。
コスパの良いスピーカーと言えば、Polk Audio。ペア37,400円の「ES10」とWiiM Amp Proを組み合わせ、約10万円で念願の“パッシブスピーカーデビュー”してみた。
「サブスク使えて音が良いコンパクトなアンプ」欲しくないですか
筆者は普段、クリエイティブのアクティブスピーカー「Pebble Nova」をM1 iPacとUSB-C接続して音楽やYouTubeなどを楽しんでいる。
ここからステップアップして、パッシブスピーカーを導入したいと以前から考えていたものの、そこでネックになるのがスピーカー用のアンプ。アクティブスピーカーと違って、パッシブスピーカーはその名の通りアンプが内蔵されていないので、駆動させるには別途アンプを用意する必要がある。
しかし、オーディオアンプはデスクトップに設置するには巨大なものが多く、価格もそれなり。もちろんコンパクトかつリーズナブルなモデルも存在するが、将来的にスピーカーをアップデートしていく可能性を考えると、ここはある程度のパフォーマンスは確保したいところ。
また昨今は、音楽配信サービスをメインソースとして音楽を楽しむスタイルが主流。アンプにネットワークストリーミング機能も内蔵されていれば、機材をシンプルにできる。「しっかりとした音質」と「ネットワークストリーミング機能」を持ち合わせつつ、卓上に置けるコンパクトサイズで、値段もそこまで高くない……という、ユーザーのワガママを形にしたのが、今回紹介するWiiM Amp Proだ。
そもそもWiiMって?
主役となるWiiM Amp Proは、小型ネットワークプレーヤー(ストリーマー)を数多く展開しているWiiMブランドから発売されているアンプ内蔵のオールインワンモデルだ。
WiiMは、カリフォルニア州ニューアークに本社を構えるLinkplay Technologyの自社ブランド。Linkplayは2014年に設立された企業で、これまでHarmanやJBL、ヤマハ、Marshallといったブランドのスマート製品向けにワイヤレス技術やソフトウェア、ハードウェアなどを開発/提供、マルチルームストリーミングやAmazon Alexaなどの音声アシスタントなどのワイヤレスオーディオソリューションを提供してきた。
そんなLinkplayが同社初の独自ブランドとして立ち上げたのがWiiM。これまで培ってきたオーディオ関連のネットワーク技術を活かして、より手の届きやすい価格で製品を展開している。
WiiM Amp Proは「パッシブスピーカーをストリーミング対応デバイス」化する
WiiM Amp Proは「パッシブスピーカーを現代のストリーミング対応デバイスへアップグレードし、Hi-Fiサウンドでとてもシンプルな構成で音楽のストリーミングを実現する」がコンセプトとなっている。
コンパクトなストリーマーとしてAmazon MusicやSpotify、Qobuz、TIDALといった各種音楽配信サービスに対応しつつ、クラスDアンプを内蔵。WiiM Amp Proにスピーカーをつなぐだけで、手軽に音楽を楽しめる。
DACチップはESS製「ES9038 Q2M」で、アンプ部にはTexas Instruments製クラスDアンプ「TPA 3255」を搭載した。最大出力は120W/ch(4Ω)、SN比は120dB。
背面にはスピーカー出力のほか、LINE入力、光デジタル入力を備え、さらにHDMI入力も装備。テレビにつないで、テレビ番組やドラマ、映画などをより高音質で楽しむこともできる。サブウーファー出力(RCA)も搭載しているので、サブウーファーを追加してより迫力あるサラウンド環境を作ることもできる。なおHDMIの対応フォーマットはステレオPCMのみ。
そのほか背面にはUSB入力も備えているが、これはUSBメモリー用。PCと接続してUSB DACとして使うことはできないので、そこは注意してほしい。
ChromecastやSpotify Connect、TIDAL Connect、Roon Readyなどをサポートするが、iPhoneなどで採用されているAirPlay 2には非対応。Bluetooth 5.3やWi-Fiにも対応している。
なおWi-Fiは発売時点では2.4GHz/5GHzのデュアルバンドWi-Fi 6に対応し、今後のソフトウェア・アップデートで6GHzを加えたトリプルバンドWi-Fi 6Eに対応する予定。
また製品名に「Pro」とあるように、WiiM Ampには“無印版”とも呼べる兄弟機「WiiM Amp」が存在する。直販価格は57,750円。大きな違いは内部回路と対応するワイヤレススストリーミングの種類。
内部回路では、WiiM Amp ProのDACチップがES9038 Q2Mなのに対し、WiiM Ampはそれよりも世代が古い「ES9018 K2M」を採用。アンプ部はどちらも「TPA 3255」クラスDアンプだが、スペック面では、WiiM AmpのSN比が98dB、THD+Nが0.002%なのに対し、WiiM Amp ProはSN比が120dB、THD+Nが0.0005%と、より低ノイズ、低歪みなサウンドを実現している。
一方で、WiiM Ampは、WiiM Amp Proが対応していないApple AirPlay 2をサポートしており、iPhoneやiPadなどのアップル端末からワイヤレスストリーミングが利用できる。このあたりは、普段使っているスマホやサブスクなど、環境に合わせてモデルを選んだほうがいい。
メインで使っている音楽サブスクがAmazon MusicやSpotify、QobuzなどApple Music以外の場合、あるいはメインスマホがAndroidだったり、iPhoneとAndroidの2台持ちしているという場合は、WiiM Amp ProとWiiM Ampのどちらを購入するか悩ましいところ。
約1万円という価格差を考えると、SN比などの基本的な音質スペックが高く、Bluetooth 5.3や、より高速で安定した通信が可能なWi-Fi 6/6Eに対応するWiiM Amp Proのほうが、より長く使用でき、将来的に組み合わせるスピーカーをアップグレードしても対応できるはず。もちろん予算との兼ね合いもあるが、個人的にはWiiM Amp Proのほうがおすすめだ。
コスパ最強。“学生でも買える”本格スピーカー「ES10」
今回組み合わせたPolk Audioのスピーカー「ES10」は、“高コスパのオーディオ用スピーカー”としておなじみのPolk Audioのミドルクラス「SIGNATURE ELITE」シリーズで、もっともコンパクトなブックシェルフ型。
外形寸法は137×158×213mm(幅×奥行き×高さ)と非常にコンパクトながら、2.5cm径のテリレン・ドーム・ツイーターと10cm径のマイカ強化ポリプロピレンドライバーのウーファーを搭載。再生周波数帯域は78Hz~40kHzと小型ながら十分なパフォーマンスを持っているモデルだ。
ちなみにPolk Audioには、エントリーライン「MONITOR XT」シリーズに、よりリーズナブルなブックシェルフ型「MXT15」(27,500円/ペア)も用意されているが、こちらは外形寸法が166×183×270mm(幅×奥行き×高さ)と、ES10より一回り大きくなるので、今回はコンパクトさを重視してES10を選んでいる。「もう少しスペースに余裕がある」という人や、少しでも予算を抑えたいという人は、こちらを選んでも良いだろう。
定価で計算すると、WiiM Amp Pro(66,000円前後)とES10(37,400円/ペア)の合計価格は103,400円。ただ、ES10は実売価格が下がってきており、ヨドバシ・ドット・コム、ビックカメラドットコムといった量販店では、4月16日時点で30,700円までプライスダウンしているため、合計金額は96,700円。
後述するが、ここにスピーカーケーブル×2(1,228円/1本)を加えると99,156円。予算10万円以内で本格的なオーディオ環境を整えられる。
WiiM Amp Proを設置。Apple Music+iPhoneユーザーは注意
WiiM Amp Proの本体サイズは190×190×66mm(幅×奥行き×高さ)と、かなりコンパクトでデスクトップに気軽に置きやすいサイズ感だ。筐体はアルマイト処理されたアルミニウム製で高級感も抜群。また本体にディスプレイなどはなく、操作系は前面のノブのみのシンプルなデザインとなっている。
セットアップや各種サービスとの連携には、専用アプリ「WiiM Home」を使用する。またリモコンも付属しており、音量調整やソース切り替えなどの操作は、そちらからも行なえる。
そのほか付属品は電源ケーブル、RCAケーブル、光デジタルケーブル、HDMIケーブル。スピーカーとの接続に使うスピーカーケーブルは付属していない。
今回組み合わせているスピーカー、ES10にもスピーカーケーブルは同梱されていないため、ES10と組み合わせる場合は別途ケーブルを用意する必要がある。スピーカーケーブルはこだわれば音質を追求できるアイテムだが、こだわれば当然も価格も上がってくる。
今回は価格と入手しやすさを最優先して、Amazonベーシックのスピーカーケーブル(1.8mで1,228円/1本)を使っている。当然、ケーブルはスピーカー1台につき1本使うので、左右合計2本必要になる。
アプリを使ったセットアップは極めてスムーズ。WiiM Amp Proの電源を入れてアプリを立ち上げると、自動でWiiM Amp Proが認識されるので、Wi-Fi設定、デバイス名称を設定する。最後に付属リモコンとのペアリングを行なえば準備は完了。アプリから使いたい音楽サブスクと連携させれば、すぐに音楽を楽しめる。
バナナプラグ対応のスピーカーを使っていれば、スピーカーとWiiM Amp Proの接続は、プラグをターミナルに刺すだけでOK。ES10の場合、端子部にキャップが嵌めてあるので、これを外してから接続する必要がある。
先程も紹介したが、対応サービスはAmazon MusicやSpotify、Qobuz、TIDALなどのほか、TuneInやiHeartRadio、BBC Radioなどのポッドキャストサービスも利用できる。今回はAmazon Music Unlimitedをメインの音源ソースとして試聴した。
ただしApple Musicには非対応なので、同サービスのみを使っているという人は注意してほしい。
WiiM Amp ProはAirPlay 2非対応のため、iPhone/iPadユーザーの場合はBluetooth経由でWiiM Amp ProとペアリングすればApple Musicを利用可能。また、Chromecastには対応しているので、手元にAndroid端末がある場合は、Bluetoothよりも高音質でApple Musicを使うこともできる。
音を聴いてみる
さっそくAmazon Music Unlimitedで音楽を聴いてみた。WiiM Homeアプリから一度アカウントを連携すれば、以降はWiiM Homeの検索タブからアーティスト名や楽曲名などで検索を利用できる。
「サカナクション/怪獣」(96kHz/24bit)を聴いてみると、まず音のスピード感や、楽器・コーラスのディテールの細やかさに驚かされる。普段使っているPebble Novaよりも大きなドライバーを搭載しているES10の実力もさることながら、そんなスピーカーを軽々とドライブするWiiM Amp Proのパワー感を実感した。
低音の表現力については、Pebble Novaは深く沈み込むが、少しタイトさに欠け、ボワボワと広がるような印象がある。これに対してES10+WiiM Amp Proは量感こそPebble Novaには及ばないものの、その分締まりのある低音になっていて、ボーカルなど他の音を邪魔しないので、より多くの情報が聴き取れる。「これが、本格的なオーディオのサウンドか」とちょっと嬉しくなる。
「tuki./晩餐歌(弾き語り ver)」(44.1kHz/16bit)では、tuki.のスッと伸びていく歌声を存分に楽しめるが、特に印象的なのは歌いだしや歌い終わりの表現力。ボーカルが空間に広がって消えていく様子や、声を出す直前のブレスの様子といった細かな音がしっかりと描写される。このあたりはWiiM Amp Proの高いSN比が効いているポイントと言えるだろう。
WiiM Homeアプリの動作はとてもスムーズで、検索から楽曲選択、再生までも特に引っかかりを感じることもなく、サクサクと操作できた。
いくら音質が良くても、アプリの動作が“モッサリ”していると、それがストレスになって結局使わなくなる……ということはよくあるので、その点でもWiiM Amp Proに不満はない。数多くのメーカーにネットワーク技術を提供してきたWiiMらしい、しっかりとした作り込みを感じられた。
HDMIでテレビと接続。ゲームの臨場感アップ
WiiM Amp ProにはARC対応のHDMI端子も付いているので、せっかくならとテレビと組み合わせて、ゲームを楽しんでみた。
付属しているARC(eARC)対応HDMIケーブルをテレビと接続し、アプリ/リモコンから入力ソースをHDMIに切り替えれば、テレビのサウンドをWiiM Amp Pro経由で楽しめるようになる。
プレイしたのはPlayStation 5のソフト「モンスターハンターワイルズ」。テレビの内蔵スピーカーから2chスピーカーになったことで、より音の広がり感を味わえるようになる。鳥のさえずりなどの細かな環境音もしっかりと描写されるので、密林ステージ「緋の森」では、よりその世界に没入したような感覚でプレイできる。
また今作はモンスターに攻撃を当てたときの「バシュッ!」という効果音が爽快感を演出しており、WiiM Amp Pro+ES10では、その効果音がより鮮明になりモンスターと戦う際の気持ちよさがアップ。愛用武器である太刀の連撃技「練気解放無双斬り」では「バシュッバシュッバシュッ!」と連続で心地よい効果音が鳴り響くので、隙が多い技にもかかわらず思わず連発してしまった。
そのほかNetflixで、ドキュメンタリー「FORMULA 1/栄光のグランプリ」や劇場版「名探偵コナン」シリーズも視聴してみると、テレビ内蔵スピーカーとは比べものにならないほど体験が進化する。まずなによりも人の声やセリフが明瞭になり、格段に聴き取りやすい。
「栄光のグランプリ」では、レース中のドライバーとチームの無線でのやり取りが頻繁に登場する。日本語音声にしていれば聴きにくいということはまったくないが、英語音声+日本語字幕にしていると無線の音声はあまり解像感が高くない上、エンジン音も重なってくるので、テレビの内蔵スピーカーでは、とても聴き取りづらい。
それがWiiM Amp Pro+ES10になることで、人の声からエンジン音まで聴こえやすくなり、ふたつの音が重なっても音が潰れてしまうこともない。またドライバーの話し声のトーンも掴みやすくなるので、イライラしているのか、焦っているのかなど、ドライバーの心理状態もより把握しやすくなる印象だった。
またF1マシンのエンジン音などの迫力もアップ。「栄光のグランプリ」では、エンジン音やマシンが空気を切り裂く轟音などがやや強調されてる印象があるが、その“演出”も相まって、WiiM Amp Pro+ES10ではより迫力あるレースシーン、バトルを楽しめる。
また、ES10は2chスピーカーなので、サウンドバーと比べても音が広がりやすく、より臨場感のある映像体験が楽しめる。WiiM Amp Proはサブウーファー出力を備えているので、いざとなれば2.1ch環境を整えることもできる。
WiiM Amp Proは、テレビの電源やボリューム連動するHDMI CECにも対応しているので、テレビのリモコンから電源ON/OFFやボリューム調整も行なえる。HDMI非搭載のテレビでも、テレビ側に光デジタル出力があればWiiM Amp Proと組み合わせることができる。
流行りのアナログレコードも楽しめる
最後に、最近マイブームになっているレコードもWiiM Amp Proで聴いてみた。10年前にオーディオテクニカのレコードプレーヤー「AT-PL300」を購入したのだが、リビングに置いたまま、すっかり使わなくなっていたので先日自室に再設置。クリエイティブのUSB DACアンプ「SoundBlaster X5」とPebble Novaを組み合わせて、夜のリラックスタイムにレコードを聴くのが最近の密かな楽しみになっている。
WiiM Amp Proにはレコードの音声信号を増幅する「フォノイコライザー」は搭載されていないが、今回組み合わせているAT-PL300側にフォノイコライザーが搭載されているので、フォノイコライザーを有効にして、プレーヤー付属のRCAケーブルを使い、WiiM Amp Proと接続すれば、レコードを楽しめる。
普段のUSB DACアンプ+アクティブスピーカーと比べると、WiiM Amp Pro+ES10のほうが音圧が豊かなので、ボリュームを極端に上げなくても音楽を楽しめる。また普段の環境ではアクティブスピーカーがPC(iMac)にもつながっているので、PCの通知音が爆音で再生されるハプニングが何度かあったのだが、WiiM Amp Proではそういった心配も無用。ひたすら音楽に没頭できる。
肝心の音質も、WiiM Amp Proが持つSN比の良さが際立つ印象で、無音状態の静かさや音の立ち上がりの表現力が高い。スタジオジブリのトリビュートアルバム「ジブリをうたう」から「家入レオ/君をのせて」を聴くと、家入のキレの鋭いボーカルに、みずみずしさ、湿度感が加わって、より音楽の世界観に没入することができた。
WiiM Amp Proは“本格オーディオ”にぴったりなオールインワンアンプ
ネットワークストリーミング機能とアンプ機能を兼ね備えたアンプは、どうしても筐体が大きくなりがちだが、WiiM Amp Proはデスクトップにも置きやすいサイズ感で省スペースで本格的なオーディオ環境を構築できる。
またHDMIや光デジタル経由でテレビと、ライン経由でレコードプレーヤーなどと、さまざまなソースと組み合わせることも可能。組み合わせるパッシブスピーカーをアップグレードしたり、サブウーファーを追加したりと、より自分好みの環境を作り上げていくこともできる。
予算10万円としてES10を組み合わせたが、それでも一般的なPCスピーカーをはるかに凌駕したサウンドを楽しめる上、スピーカー自体も木目の仕上げに高級感があり、所有欲も満たしてくれ、“沼”とも呼べるオーディオの醍醐味を存分に味わえる。もっと高価なスピーカーを接続したらどうなるのか?と、ピュアオーディオの“組み合わせる楽しさ”にもハマりそうだ。
またWiiM Amp Pro前面のボリュームノブも、コンパクトながら程よい抵抗感でスムーズに回すことができ、こういった操作感からも「オーディオを楽しんでいるなぁ」と思わず笑みがこぼれてしまう。WiiM Amp Proはよりハイグレードなスピーカーとも組み合わせられる実力を持っているので、“オーディオ沼”を泳ぎ回るパートナーとしても頼れる1台だ。