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ASMRも話題、バイノーラル録音の最新情報掲載。「JASジャーナル」1月号無料公開

日本オーディオ協会は、オーディオビジュアル関連のニュースや新技術、各種イベントのレポート、協会会員による投稿などを掲載した「JASジャーナル」の2020年1月号(Vol.60 No.1)を公開。ASMRなどで話題のバイノーラル収音と最新収音機材の情報や、第20回1ビット研究会の報告などが掲載されている。協会のWebサイトに掲載されており、無料で楽しめる。PDFの一括版も公開している。

「バイノーラル収音と最新収音機材について ―ASMR 収音、骨伝導収音、固定収音からウオーキング収音までー」より

サザン音響/サザンアコースティクスの稲永潔文氏による「バイノーラル収音と最新収音機材について ―ASMR 収音、骨伝導収音、固定収音からウオーキング収音までー」では、最近のバイノーラルに関する話題と、それに使用される収音機器、またそれらの使用法のノウハウを紹介。YouTubeなどで話題の、ASMR用の収録に使える「耳殻付マイク」の紹介も盛り込まれている。

デトモルト音楽大学 金井哲郎氏による、「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ニューイヤーコンサート」のテレビ・ラジオ中継やCD用録音の舞台裏レポートも掲載。マイクのセッティングや、どのようなミキサー・録音機器を使ったのかといった情報を掲載。Blu-rayに収録されるAuro-3D用のミキシングの話題も盛り込まれている。

さらに、1ビットオーディオ研究会の小谷野進司氏による「第20回 1ビット研究会報告」、音の日委員会 委員長でJVC ケンウッドの林和喜氏による「音の日委員会の活動報告」なども収録されている。