レビュー

薄いマランツAVアンプ×Polk超コスパスピーカーでシアターを組んでみる

梅雨の時期に入り、家で過ごす時間も増えているので「映画をホームシアターでじっくり楽しみたい」と考えている人もいるだろう。ただ、ホームシアターというと、どうしても“巨大なAVアンプ”や“高価なスピーカーを何台も買う予算”がないと構築できない、ハードルが高い趣味のイメージがある。

しかし、最近は巨大でなくても音が良いAVアンプや、そんなに高価でなくても“映画の音”をしっかり再生できるスピーカーが存在する。実際にそれらを組み合わせて、巨大で高価でなくても満足度の高いホームシアターを構築できるのか? を実践してみた。

選んだ機器と、その理由

いきなり本題に入るが、用意した機器は以下の通りだ。

  • AVアンプ:マランツ「CINEMA 70s」154,000円
  • フロントスピーカー:Polk Audio「Signature Elite ES55」1台63,800円×2台
  • サラウンドスピーカー:Polk Audio「Signature Elite ES10」ペア37,400円
  • サブウーファー:Polk Audio「Monitor XT12」(MXT12)49,500円×1台
マランツ「CINEMA 70s」
Polk Audio「Signature Elite ES55」、「Signature Elite ES10」、「Monitor XT12」

合計で36万8,500円となる。

「結構かかるな」と思う人もいるかもしれないが、あくまで“全部買ったら”の値段。ホームシアターはとりえあずAVアンプと2台のスピーカーさえあれば始められる。まずは価格を抑えてスタートして、お金が貯まったら買い足していけるのが利点だ。

まずは、AVアンプとフロントスピーカー×2本で鑑賞し、満足度をチェック。そのあとでサラウンドスピーカーとサブウーファーを追加して、「どれくらい凄くなるか」を確認していく。

セットアップする前に、なぜこの機器なのか? を解説しよう。

AVアンプのマランツ「CINEMA 70s」

AVアンプのマランツ「CINEMA 70s」(154,000円)をチョイスした最大の理由は“薄いのに音が良い”事だ。御存知の通り、AVアンプは巨大なモデルが多く、リビングなど、目につく場所に置くと“ツマミやボタンが大量に並んだ異様なデカい箱”として家族から不評を買う事が多い。

しかし、昨年登場したマランツのCINEMAシリーズは従来から外観が大きく変わり、エレガントで、良い意味でマニアックな雰囲気が無い。薄型のCINEMA 70sは特にその傾向が強いので、むしろラックの奥に隠さず、見える場所に設置したい……と思う人も多いだろう。

丸窓など、マランツの伝統的なデザインを取り入れつつ、新しさもあるデザイン
高さは109mmしかない

一方で“薄いAVアンプ”と聞くと「ああ、お手軽な入門モデルでしょ?」と思う人もいるだろう。しかし、CINEMA 70sの154,000円という価格に注目して欲しい。そう、“安いエントリーの価格”ではないのだ。つまり“薄いのにガチで作ったAVアンプ”なのが注目ポイントなのだ。

通常、AV機器の新製品は「前モデルに手を加えて進化させる」事で誕生する。しかし、マランツはCINEMAシリーズを展開するにあたり、シリーズの製品をすべて一から作り直し、筐体も含め、これまで手を入れられなかった部分まで大きく進化させた。その結果、音質も大幅に向上している。

また、中身やデザインだけでなく、ラインナップや位置づけも一新しており、「薄型AVアンプだから10万円以下のエントリーモデル」というセオリーを捨て、「薄くてデザインが良く、リビングに溶け込みやすいけど、音はガチ」なアンプとしてCINEMA 70sを開発した。その結果、搭載する7chパワーアンプは、パーツ1つ1つの選定や、回路設計の自由度が高いフルディスクリートとなり、以前の薄型AVアンプでは使えなかった高級パーツを多数搭載。

電源回路にもリスニングテストで厳選したパーツを投入し、“音のキモ”となるブロックコンデンサーには、CINEMA 70s専用に開発された6,800μF×2のカスタムコンデンサーを使うなど、非常にリッチなアンプに仕上がっている。最大出力は100W(6Ω/1kHz/THD 10%/1ch駆動)と、薄型とは思えないパワフルさだ。

機能面でも抜かりはなく、オブジェクトオーディオのDolby Atmos、DTS:Xに対応。CINEMA 70sは7chなので、単体で5.1.2chシステムを構築できる。フロントハイト、トップフロント、トップミドル、フロントドルビーイネーブルド、リアドルビーイネーブルドのいずれかを、ハイトスピーカーとして使う事も可能だ。

薄いが端子類も豊富で、HDMIは6入力/1出力を備えており、全てがHDCP 2.3に対応。さらに、3入力と1出力は8K/60Hzと4K/120Hz映像信号のパススルーにも対応している。このあたりが充実していると「入力が足りなくなった」や「対応できない信号が出てきた」といった理由で、すぐ買い替える事にならないのも嬉しい。

「CINEMA 70s」の背面

また、HEOSのネットワークオーディオ機能も搭載しているので、Amazon Music HD、AWA、Spotifyを再生したり、NASやUSBメモリーに保存したハイレゾ音楽の再生できる。つまり、CINEMA 70sとスピーカーさえあれば、とりあえずオーディオ環境が構築できてしまう。

Bluetooth受信やAirPlay 2も利用できるので、家族のスマホの音楽をCINEMA 70sから再生も可能だ。ユニークな機能として“Bluetooth送信”もできるので、家族が寝ていてスピーカーが使えない時に、CINEMA 70sから送信した映画の音を、Bluetoothヘッドフォンで聴く……なんてことも可能だ。

フロントスピーカーはPolk Audioのフロア型「ES55」

Polk Audio「ES55」

スピーカーをPolk Audioから選んだのはズバリ「コスパを重視した」結果だ。1971年、お金は無いが、情熱はあった2人の青年が“学生の自分たちでも買える良いスピーカーを作ろう”と家のガレージでスピーカー作りを開始。その姿勢と製品が評価され、やがて米国トップシェアのブランドへと成長したのが、Polk Audioだ。

このPolk Audioが面白いのは、世界的ブランドに成長したのに、100万円のハイエンドスピーカーを作ったりせず、「GREAT SOUND FOR ALL」(素晴らしい音を全ての人に)という創業理念にひたすらこだわり、手ごろな価格帯に全力投球している事だ。

例えば日本では3シリーズを展開しているが、エントリーの「MONITOR XT」シリーズのブックシェルフ「MXT15」はペアで27,500円、日本展開モデルで一番高価な「RESERVEシリーズ」の中核ブックシェルフ「Reserve R100」でもペアで77,000円だ。

フロントに選んだフロア型「ES55」(1台63,800円)は、2台揃えると10万円を超えるが、お店ではこれよりもう少し低価格なので“ほぼペア10万円”のスピーカーと言っていい。以前、一度借りて使ったことがあるのだが、鳴りっぷりの良さ、外観のクオリティも含め、「このスピーカーが10万で買えるのおかしいでしょ」と驚愕した記憶がある。

同じSignature Eliteシリーズでも、ブックシェルフ「ES15」(ペア46,200円)や「ES20」(ペア57,200円)を選べばさらに安いのだが、ホームシアターを構築する場合は、ブックシェルフスピーカーに数万円かけてスタンドを追加する必要がある。それならば、少し高価になっても、スタンドが不要で、よりパワフルな低域が手に入るES55をフロントにするのが良いのでは……と考えたわけだ。

ユニットは、2.5cm径のツイーター×1基と、16.5cm径ウーファー×2基という2ウェイ3スピーカー構成。ツイーターは40kHzまで再生できる「テリレン・ドーム」で、ハイレゾに対応。ウーファーは、ポリプロピレンにマイカ(雲母)を加えることで、軽量ながら剛性を高めた振動板を使っている

ちなみに、マランツのAVアンプはセットアップアシスタントのクオリティがやたらと高い。高解像度でテキストや画像がクッキリ読めるだけでなく、例えば、スピーカーケーブルの被覆の剥き方をアニメーションで表示するなど、初心者にもわかりやすく作られている。AV機器の配線が苦手だという人も、これなら安心だろう。

ケーブルの接続場所だけでなく、スピーカーケーブルの“被覆の剥き方”まで教えてくれる親切なセットアップアシスタント

音を出してみる

まずはCINEMA 70sとES55のフロント2chだけで、組み合わせで聴いてみよう。

UHD BDの映画「グレイテスト・ショーマン」から、「スウェーデンのナイチンゲール」の歌唱シーンを再生(Dolby Atmos)。

「2chだから、そんなに音は広がらないよなぁ」と思っていたが、展開する音に驚く。彼女の歌声と伴奏が、前方どころか、スピーカー両サイドを遥かに超えて、自分の真横あたりまで一気に広がっていく。

音場の奥行きも深く、ホールの大きさだけでなく、彼女が立っている背後の空間の存在も音でわかる。ES55のスケール感のあるサウンドは、2chでも十分な満足度だ。

それを鳴らしているCINEMA 70sの駆動力も十二分だ。彼女のお腹から出る低い声は、凄みを感じさせる深さがあり、この迫力はブックシェルフスピーカーでは味わえない、フロア型ならではのものだろう。

ES55は、背面にも前面にも穴が無いので、一見すると密閉型スピーカーに見えるのだが、実は、底面にポートがあり、そこからの低音を受け止めるような形で、ピラミッドのような拡散用の突起が備わっている。

これはPolk Audioの特許技術「パワーポート」で、バスレフポートから出入りする空気の流れを、ピラミッドの滑らかな形状でスムーズに整えることで、ポート付近で発生しがちな歪みや乱流を抑えるほか、開口部の表面積を拡張する役目もあり、一般的なバスレフポートと比べて約3dB出力がアップするそうだ。ゆったりと広がりつつ、クリアな低域は、このポートに寄るところが大きい。

ポートから出入りする空気の流れを、ピラミッドの滑らかな形状でスムーズに整える「パワーポート」

特筆すべきはCINEMA 70sの解像度の高さ。歌唱シーン直前に、静かなホールに観客のヒソヒソ声や、小さな咳払いが響くのだが、それがギョッとするほど微細な音でリアルに描写される。歌い始めてからも、声を出す直前の「スッ」と息を吸い込む音までシャープに描写してみせる。

これらを表現できるES55の実力も見事だが、スケールの大きさ、中低域の豊かさをしっかり出しながら、これだけ細かな音も描くCINEMA 70sの実力は、明らかに「薄型エントリーAVアンプ」というレベルを大きく超えており、目を閉じて聴いていると、大型の高級AVアンプで鳴らしているのではと思えてくる。

これまでホームシアターをやったことがない人が聴いたら、ぶっちゃけCINEMA 70s + ES55だけでも、十分すごい音、映画館のような音だと感じるハズ。リアにスピーカーを置きたくない、サブウーファーを床に置きたくないという環境であれば、これでも十分だ。

映画には迫力ある低音も大事だが、ES55は単体で量感のある低域を再生できるので、サブウーファーを追加しなくてもある程度の満足感が得られる。地鳴りのような重低音を出すと、近隣への影響が心配という人も、サブウーファーをあえて追加せず、ES55だけで鳴らすというのもアリだろう。

リアとサブウーファーを追加してみる

では、ここにリアとサブウーファーを加えるとどうなるだろうか。

ブックシェルフ「ES10」

リアに選んだスピーカーは、SIGNATURE ELITEシリーズの一番小さなブックシェルフ「ES10」。価格はペアで脅威の37,400円だ。

外形寸法は137×158×213mm(幅×奥行き×高さ)と非常にコンパクト。特に奥行きが短いので、“シアターに使わない時はデスクトップ用スピーカーとして使う”というのもアリ。以前、デスクトップオーディオで使ってみたが、いわゆる“パソコンスピーカー”の粋を超えた音質が味わえる。

コンパクトなスピーカーだが、片手で持ち上げようとすると驚くほど重い。それもそのはず、片側2.72kgもある。それゆえ、実際に触れてみると“凝縮感”が凄い。低価格なスピーカーであっても、物量を投入している証拠だ。

筐体も単純な“四角い箱”ではなく、端を“R”形状にして回折を防ぎ、強度をアップ。ユニットを取り付けたバッフル面もエンクロージャーから一段高くしてこちらも回折を抑えるなど、随所にコストがかかっている。

ユニットは、高域用が2.5㎝のテリレン・ドームで、ES55とまったく同じ。ミッド・ウーファーは10cm口径と、この筐体からすると大口径だ。

注目は背面で、リアバスレフなのだが、ポートをガードするような大きなパーツがついている。特許技術の「パワーポート」で、ES55の底部と同じように、ポートを出入りする空気の流れをスムーズにしたり、開口部の表面積を拡張することで出力アップを実現している。

ES10の激安ぶりもすごいが、サブウーファーに選んだ49,500円の「Monitor XT12」(MXT12)さらにすごい。この価格で、なんと30cmの大口径ウーファーと、最大出力100Wのパワーアンプを搭載し、人間の聴覚の限界に迫る24Hzまでの低音が出せるという。

こんな大口径ウーファーを鳴らすと、振動もすごいことになるが、それを受け止めるためにエンクロージャーには、剛性が高く共振しにくいMDFを採用し、補強を各所に施している。本当にこの価格で利益が出ているのか、心配になるレベルだ。

Monitor XT12

4.1chシアターシステムの音はどうか?

CINEMA 70s、ES55×2、ES10×2、MXT12×1という4.1chシアターシステムが構築できた。さっそくこれで、映画「グレイテスト・ショーマン」を観てみよう。

「スウェーデンのナイチンゲール」の歌唱がスタートする前から、リアスピーカーの効果がわかる。静かなホールで、観客がヒソヒソ話す声や、バーナムがジェニー・リンドを紹介する声が、ホールに響き、その反響音が背後から聞こえてくる。音そのものだけでなく、それらの小さな響きが余韻と共にスーッと消えていく様子も、背後からの音で感じられる。

このおかげで、臨場感が一気にアップする。先程までの2ch再生は「前方に展開している映画の世界に顔を突っ込む」ような感じだったが、4.1chで再生すると、完全に自分がホールに座っている感じになり、「鑑賞」から「体験」へと変わる。

そのままジェニー・リンドの歌がスタートするが、4.1chになったことで、声と伴奏に全身が包み込まれ、思わず目を閉じてしまうほど気持ちが良い。まるで生のコンサート会場で、音に包まれているかのようだ。

サブウーファーの効果も凄い。ES55がかなり低い音まで出せるので、実際にサブウーファーから出ているのは「ズゴゴゴ」という重低音成分だけなのだが、それが加わることで、“映画っぽさ”が一気にアップ。歌声だけでなく、重厚な伴奏がグワッと盛り上がり、音がこちらに押し寄せてくる。この重低音が、体の奥まで響き、心拍数が上がる。映画ならではの盛り上がり、感動には、やはり量感と深さのある低音が欠かせないというのがよく分かる。

過去の薄型AVアンプと比較するとどう違うのか

CINEMA 70s、ES55×2、ES10×2、MXT12×1で満足度の高いシアターが構築できた。

では、「もう少し価格を下げる」とどうなるだろうか。マランツの過去の薄型AVアンプ「NR1711」(119,900円)があったので、これと入れ替えてみた。すでに店頭在庫のみとなっており、中古も含めると、10万円以下で買えるAVアンプだ。

NR1711

「トップガン マーヴェリック」のUHD BDから、冒頭の「Danger Zone」と、ダークスターの離陸シーンを聴いてみた。

結果は、笑ってしまうほど音が違う。NR1711も、決して音の悪いAVアンプではないのだが、Danger Zoneのエレキギターの輪郭がちょっと甘く、音楽の背後で発艦の準備を進める戦闘機のエンジン音も、量感はあるが、細かな音が団子状にくっついて、大きなカタマリのように聴こえる。

CINEMA 70sに切り替えると、低域から高域まですべての音が一気にシャープになり、Danger Zoneのエレキギターは切れ味鋭く、戦闘機のジェットエンジン音にも、ただの低音だけでなく、キュュイーーンという細かい音が含まれている事も容易に聞き取れる。

空母甲板上で器具が動く「ガチャン」という重い金属音も、CINEMA 70sの方が鋭く、音色に金属質な響きが含まれている事まで聞き取れる。アレスティング・ワイヤーがヒュンヒュンと空を切る音まで、細かくてリアルだ。

ダークスターの離陸シーンでは、それを中止しようとエド・ハリス演じる少将がやってきて、「なんでもう飛んでいるんだ」と怒る会話シーンが続くが、その背後で細かなパソコンの音など、物音がしている事に、CINEMA 70sの高解像度サウンドだと気がつく。

また、ダークスターが飛び立つ瞬間に、風圧で大量の砂を巻き上げ、それが少将に降りかかるシーンでは、CINEMA 70sで聴くと「ブァアア!!」という風の音の最後に、「ササササラァーー!」というような、無数の細かい砂が飛び散る音が確かに聴こえる。

同じ薄型AVアンプとして比べると、NR1711からCINEMA 70sで価格は確かに上がったのだが、音はワンランクどころか、2ランク上に進化した印象だ。CINEMAシリーズに一新された事で、音が“完全に別物”になったと感じる。

2chの音楽でも聴き比べてみたが、ジョニ・ミッチェルをカバーしたプリンスの「A Case Of You」を聴くと、プリンスの声やピアノ響きが広がっていく様子が、CINEMA 70sの方がもっと奥まで見える。低域の分解能も高いため、ピアノの左手も、CINEMA 70sの方が曖昧さがなく、シャープで音の動きがよくわかる。アンプとしての“実力差”は、むしろ2chの方がより明確に出るのかもしれない。

上段、左からCINEMA 70s、NR1711

ホームシアターを始めるには絶好のタイミング

“薄型AVアンプと価格を抑えたスピーカーでシアターを組んでみよう”という趣旨でスタートした企画だが、結論としては、ホームシアターどころか、2chオーディオでも「これで十分じゃん」と感じる満足度の高い組み合わせだった。

特に、中核となるCINEMA 70sは、この音質で、7chアンプ内蔵で、Dolby Atmos、DTS:X対応で、ネットワーク再生もできて、さらに薄いので、「とりあえず迷ったらコイツ買っとけばなんとかなる」感が凄い。2chの音もバツグンなので、映画を見ていない時でも、活躍するシーンは多いだろう。そう考えると、コスパの良いアンプだ。

コスパで言えば、Polk Audioのコスパは異常だ。堂々としたES55のサウンドは、とてもペア約10万円とは思えないし、ペア37,400円のES10に至っては、どうやってこの値段で作っているのか謎だ。

AVアンプに約15万円を使っても、合計額が30万円台で収まったのは明らかにPolk Audioのおかげであり、逆に言えば、スピーカーをPolk Audioで揃える事で、よりグレードの高いAVアンプが選べた事にもなる。

いずれにせよ、少ない投資で、良質な環境を構築できる機器が登場した事で、ホームシアターを始めるには絶好のタイミングと言えるだろう。

(協力:マランツ)

山崎健太郎