西田宗千佳のRandomTracking

第582回

新iPad Pro/Air使ってみた。薄型・軽量化は大きな価値ありだが「自分にとってのバリュー」が大切

iPad Pro(M4) 13インチ版。カラーはスペースブラックで、試用機材のストレージは1TB

先日発表された「iPad Pro(M4)」と「iPad Air(M2)」の実機レビューをお届けする。

先日英・ロンドンで発表イベントがあり実機にも触れることはできたが、今回は改めて、旧機種との比較も含め、じっくりと違いを見ていこう。

iPad Pro(M4) 13インチ版
iPad Air(M2) 11インチ版。カラーはパーブル。試用機材のストレージは512GB

特にiPadは、Apple Pencilを含めた周辺機器とのセットで使い勝手が変わる製品だ。

今回は13インチ版iPad Pro(M4)と11インチ版iPad Air(M2)の実機に加え、13インチ版iPad Pro(M4)用の「Magic Keyboard」、「Apple Pencil Pro」の評価機材も貸し出しを受けたので、それらを組み合わせた時の使い勝手も検証していく。

タンデムOLEDの画質は良好

今回発表されたiPadの中で、より大きく変化しているのはiPad Proの方だ。

iPadはフラッグシップである「Pro」に最新の技術が搭載され、普及型へと降りていく流れが明確だ。プロセッサーにしろディスプレイにしろ、ヒエラルキーが分かりやすい。

今回の新モデルについては、ディススプレイが有機EL(OLED)になった点が大きい。

まずなにより、画質が大きく改善している。

iPad Proは2021年モデル以降、12.9インチ版では「ミニLED」を採用して輝度とコントラストを稼いでいた。

筆者は発売以来、2021年モデルを愛用してきた。だからその画質もよく知っている。ピーク輝度がかなり高く、HDRコンテンツでの表現力が非常に高い。PCやタブレット全体で見て、今も上位レベルの画質と言っていい。

左が新機種で右が2021年モデル。ほぼ同じサイズであり、ディスプレイが少し大きくなった

では新モデルはどうか?

HDRで撮影された同じ画像を表示し、並べて撮影したのが以下の画像である。実物の見た目を完全に再現できているわけではないが、特徴はかなり反映されている。

左が新機種のM4搭載iPad Pro、右が従来のM1搭載iPad Pro
M1搭載iPad Proのズームアップ切り出し
M4搭載iPad Proのズームアップ切り出し
左が新機種のM4搭載iPad Pro、右が従来のM1搭載iPad Pro
M1搭載iPad Proのズームアップ切り出し
M4搭載iPad Proのズームアップ切り出し
左が新機種のM4搭載iPad Pro、右が従来のM1搭載iPad Pro
M1搭載iPad Proのズームアップ切り出し
M4搭載iPad Proのズームアップ切り出し
左が新機種のM4搭載iPad Pro、右が従来のM1搭載iPad Pro
M1搭載iPad Proのズームアップ切り出し
M4搭載iPad Proのズームアップ切り出し

ピーク輝度の部分に極端な差は感じられない。だが、全体の輝度を見ると、M4モデルの方が明確に明るく、はっきりしている。写真だと少しとび気味に見える部分もあるが、もちろん実物では問題ない。

OLEDは輝度を高めるのが苦手ではあるのだが、M4版では2枚のOLEDを組み合わせて制御する「タンデムOLED」が採用されており、その結果として、平均輝度をミニLEDモデル以上に高めることができているのだろう。

輝度とコントラストの向上は発色に効いてくるので、色合いもM4モデルの方が良い。同様にディテールもよりしっかり見える。こちらは主にコントラスト表現の向上によるものだろう。

ミニLEDモデルは、ディスプレイの端やコントラストが強い部分の周囲に「自然ではない色の暗さやにじみ」を感じることがある。画像自体のディテールに対し、LEDによる発光エリア自体の数が不足しているためだ。そんなに派手に出るものではなく、OLEDと比較すると「たしかに表現が劣る」と思うレベルではあるのだが、一度気がつくと気になってしまう。

手元のミニLED採用モデルは購入から3年が経過しているので、特に発色については経年劣化も考慮する必要はある。

とはいえ、日常的にミニLEDモデルを使っている筆者としては、OLEDになることによる高画質化は「非常に魅力的」だと感じた。

動画・静止画などを扱うなら、やはり画質は良いに越したことはない。M4版は高価ではあるが、本誌読者ならばファーストチョイスになるのは間違いない。

音質も向上している。

内蔵スピーカーを使った場合の低音の響きが改善されており、映画などを見た時の迫力が増す。本体だけで音楽を作る時などにも有効だろう。

一方で、その分、スピーカーから本体を通じ、手につたわる振動も感じやすくなっている。これは薄型化の影響もありそうだ。

Nano-textureガラスとは

今回貸し出しを受けた評価機材は、ストレージが1TBのモデル。しかしディスプレイは標準の「低反射コーティング」採用のもので、オプションとなっている「Nano-textureガラス」採用のものではない。

Nano-textureガラスは表面に微細な凹凸をつけることで反射を抑えるもの。凹凸といっても本当に小さいものなので、触った時の感触が大きく変わるものではなく、いわゆる「艶消し」の感触でもない。サードパーティー製のつや消しフィルムやペーパーライクフィルムとは全く異なるものだ。

反射を抑えつつ発色もそのまま維持されるので、照り返しの強い屋外利用や、スタジオなどでPCディスプレイと厳密なカラーマッチングをしつつ使う場合に向く。

左側が通常の反射コーティングだけのiPad Pro。反射は抑え気味ではあるものの、ハイライトがはっきり写り込んでいる
同じシチュエーションで、右側が「Nano-textureガラス」搭載モデル。中央左にぼんやりと白い部分があるが、前写真のハイライト反射に比べかなり目立ちづらい

反射は明確に抑えられるが、指紋などの影響を受けやすいのでひんぱんに拭く必要が出てくるというトレードオフもある。そしてもちろん、iPad Proがさらに高くなる。また、市販のフィルムなどを貼るとNano-textureの加工がダメになってしまう。なにも貼らずに使うのが前提となる。

少々クセがあり、特別な用途に向けたオプションという扱いなので、それを理解して購入する必要がある。

OLED採用による薄型化は劇的

OLED採用になってのもう一つの利点が「薄型化」だ。

これも、実機で比較した写真を見てもらうのがわかりやすい。

上が2021年モデルで下がM4。厚みははっきりと違いがわかる

上が2021年版、下が今年発売のM4版iPad Proだ。スペック上は1.3mmの違いなのだが、比べるともっと違うように感じられる。

手持ちのThunderbolt4対応のケーブルをつないでみると、ちょっと面白いことが起きた。このケーブルは「少し太め」くらいのもので、コネクタ部の厚みは2021年版iPad Proや、今回発売されたM2搭載版iPad Airと同じくらいだ。

2021年モデル。コネクタと本体の厚みはだいたい同じ
iPad Air(M2)。こちらも厚みはだいたい同じ

ところが、M4版iPad Proに差し込んでみると、M4版が薄くなった関係から、「コネクタの方が太くなる」状況が生まれてしまった。

iPad Pro(M4)は、コネクタより本体の方が薄くなってしまった

本体付属のケーブル(こちらは製品の色に合わせて黒が同梱されていた)のコネクタは流石にM4版より厚くなることはないが、もはやiPad Proは「コネクタの厚さと競う」レベルになった……と考えるとわかりやすいだろう。

iPad Pro(M4)の同梱品。内容に大きな変化はないが、スペースブラックでは「黒」のケーブルが付属

そのため、重量もかなり軽くなった。

12.9インチ版と13インチ版はほぼ同じ大きさなのだが、持ってみるとはっきりと違いを感じる。100gという差はかなりのものだ。

ちなみに、2010年に発売された初代iPadは、9.7インチ/1,024×768ドットの液晶を採用し、重量は680gもあった(Wi-Fiモデルの場合)。12.9インチiPad Proが684g(Wi-Fi+Cellularモデル、以下同様)なので、サイズが大きくなってほとんど同じ重さだったことになる。

iPad Pro(M4)は、13インチのWi-Fi+Cellularモデルで582g。初代モデルと比較しても100g近く軽くなったことになる。

11インチ版iPad Air(M2)は462g、同じ11インチ版のiPad Pro(M4)は446gとさらに軽量だ。両者の違いはプロセッサーとディスプレイと考えていい。

iPad Airの方は旧モデルからサイズ的な変化はほぼなし

11インチは軽いな……と思う一方で、サイズが大きく重量分散がなされるためか、13インチ版も数字ほどの違いは感じない。

今回13インチ版iPad Airのテスト機材は用意されていないが、重量は618gと少し重くなる。それだけ、OLED採用が大きく影響しているということだろう。

なお、薄くなってはいるが「曲がって折れそう」という印象は受けない。私見だが、旧モデルは長く使っていると「なんとなく曲がりそう」な感触を受ける時があった。一方でM4版は、ちょっと力をかけてもそれがない。壊すほどの力をかけるわけにはいかないので「感触」レベルの話ではあるが、「薄くなったから従来よりも脆くなった」というわけでもなさそうだ……という印象である。

M4版Magic Keyboardも薄型軽量化

重量という意味では、別売の「Magic Keyboard」の変更も大きな価値を持つ。

Magic Keyboardは、デザイン的にも機能的にも優れたタブレット向けキーボードだったが、いくつか課題もあった。

1つ目は「重い」こと。アップルはMagic Keyboardの重量などの詳細スペックを公開していないが、12.9インチモデル用はキーボードだけで700g以上あった。iPad Proと組み合わせると1,389g(実測)になる。

2021年以来使い続けているMagic Keyboard。だいぶ傷んでいるのはご容赦を。重量はキーボードだけで700g以上
12.9インチ版iPad Proとセットにすると1.4kg弱まで重くなる

2つ目は「傷みやすい」こと。樹脂で覆われていてサラッとした良い感触なのだが、角やパームレストなどが擦れて傷んでくる。写真は3年近く使ったものだが、だいぶ見苦しい感じになってきた。

それに対してM4版専用の新しいMagic Keyboardは、この2点が解消された。

重量は13インチ版で実測661.5g。iPad Proとセットでも1243.5gだった。MacBook Air(M3、13インチモデル)が1.24kgなので、ようやくだいたい同じ重さになった。

M4版iPad Pro用Magic Keyboardは661g前後まで軽くなった
iPad ProとセットでもついにMacBook Airと同じくらいの重さに

11インチ版については試用機種が提供されていないので重量がわからないが、単位面積あたりの重量が13インチ版とほぼ同じと仮定すると、11インチ版Magic Keyboardは540g近傍。だとすると、11インチ版iPad Pro(M4)とセットにした時の重量は、少なくとも1kgは切ると予想できる。

パームレストはアルミ製に、キーもファンクションキーやESCキーのあるものに変わったため、堅牢性だけでなく操作性も向上した。

M4版Magic Keyboardでは、デザインや質感がMacBook Airに近いものに変わった

iPad Proと組み合わせた時の薄さも改善しているので、ここもプラスと言える。

なお、旧モデル向けのMagic Keyboardは、iPad Pro(M4)に取り付けることができない。マグネットを使った固定位置が変わったこと、重量バランスが変更されていることなどが理由だ。

新型のMagic KeyboardはM4搭載モデル専用であり、iPad Air(M2)では利用できない。M2版は従来からあるMagic Keyboardをそのまま使うことになる。だから、軽量化などの恩恵を受けることはできない。

M4は順当に高速化するも、AI強化の本質はまだ見えず

プロセッサーの違いはどうか、各モデルでベンチマークテストも行なってみた。

M1・M2・M4と世代の違うプロセッサーを搭載したiPadが手元に用意できたことになるが、参考のため、同じ「GeekBench 6」が動作する「M3搭載版MacBook Air」のデータも掲載しておく。

GeekBench 6によるCPUベンチマーク結果
同じくGeekBench 6によるGPUベンチマーク結果

世代ごとにきれいに並んだ性能向上となっていて、特にプロセッサーについては、アップルが「世代ごとの性能向上幅を一定に保って設計している」のがよくわかる。iPad Proとはいえ、2021年モデルよりも、最新のiPad Airの方が性能は上になった。

GPUについては、M3以降の世代の性能向上が著しい。ハードウエアによるリアルタイムレイトレーシングやメッシュシェーディングへの対応が効果を発揮しているのだろう。

1つ留意点がある。

今回テストしたのは1TB版であり、CPUの高性能コアが4つで高効率コアが6つ、メインメモリーが16GB搭載されている。

同じiPad Proでも、256GB版と512GB版はCPUの高性能コアが3に減り、メインメモリーも8GBになる。このことは性能に一定の影響を与える。

なお、スペック上、M4はハードウエアで「AV1でのデコード」に対応しており、動画配信の高画質化とデータ量・消費電力ダウンに効いている可能性が高い。ただこれは、プロセッサー自体の性能向上に比べると体感しづらいだろう。

今回試用中に気づいたことだが、発熱の状況はiPad Pro(M4)とそれ以外でかなり違ってきている。

iPadも高性能化したため、長い間使い続けるとボディが熱を持ってくる。iPadはすべてがファンなしで設計されているため、ほとんどのモデルでは、プロセッサーやディスプレイが発する熱をアルミ合金のボディに逃す。そのため、iPadを持っている手に熱を感じることがある。

一方でiPad Pro(M4)では、ボディの発熱は他機種よりもかなり低い。ただし、中央のアップルロゴはかなり熱くなる。ボディからロゴへと指を動かすと、明確に「ロゴだけが熱い」と感じるくらいだ。それに対して、同じ新製品でもiPad Air(M2)は、従来通りボディ全体がほんのり暖かくなる。

iPad Pro(M4)は効率的な放熱のため、アップルロゴを銅製にし、そこから集中的に熱を逃す方式に変えている。その結果が出ているのだろう。

M4版ではアップルロゴから放熱する

熱量が大きくなったとはいえ、低温やけどを気にするような温度ではないのだが、触るとボディとの温度差にびっくりする。iPadを持つとき、指がアップルマークまで届くことは少なく、普段の利用では大きな問題は出ないだろう。だが「ロゴはちょっと熱い」ということは覚えておいた方がよさそうだ。

プロ向けに操作感が向上した「Apple Pencil Pro」

もう一つの新要素が「Apple Pencil Pro」だ。こちらはiPad ProとiPad Air、双方の新機種で使える。

iPad Proでは本体が薄型化したため、Apple Pencilの充電端子をつける幅がかなり厳しくなっている。

左がM4、右側が既存のApple Pencil充電用端子。厚みの変化により、M4では変更が加えられている

そこで充電端子は新規設計に変わり、より細いものに変わった。Apple Pencil Proはこれに合わせて設計されたデバイスになる。

Apple Pencil Pro。Apple Pencil(第2世代)と全く同じ形状・同じ重さ

なお、iPad Air(M2)はさほど薄型化されていないのだが、同じ世代ということで、Apple Pencil用のインターフェースが変更になっている。

そのため、旧モデルでApple Pencil Proを使うことはできないし、新モデルでApple Pencil(第2世代)を使うこともできない。

12.9インチ版iPad ProにApple Pencil Proをくっつけてみたが、マグネットの位置が違うからか安定しないし、ペアリングも行なわれない

Apple Pencil Proは、Apple Pencil(第2世代)と全く同じ形状・同じ重さであり、描いてみた時の重量バランスも同じになっている。「Pro」のロゴがなければ区別がつかないだろう。

違いは主に2つ。

1つ目は、ペンの設定変更などを「振動」で知らせること。

ペンの軸を握ると設定メニューが出てくるのだが、この際のメニュー表示・選択時にも振動、というより「タップしたような感触」で手元に伝わる。ダブルタップでペン先と消しゴムの入れ替えをすることは多いが、この時も「タップしてモードが変わった感覚」が伝わってわかりやすい。

2つめは「ペンが向いている方向を認識する」こと。アップルは「バレルロール」と名付けている。

本物の絵筆などでは、軸の向きを変えて太さを調節しながら描くこともあるが、それを再現するものだ。

Apple Pencil Proを使ってみた動画。メニューの呼び出し方が変わっていること、ペンを回すとペン先の形状が変わることなどがお分かりいただけるだろう

どちらもちょっとしたことだ。ペンをメモなどに使うのがメインなら、そこまで重要な要素ではないと感じる。ただし絵を描くなら別だろう。ペンの使い方がより繊細かつ多彩であり、使っている時間も長くなる。そういう場合には、Apple Pencil Proで実現している機能が重要になる。

Apple Pencilには、もっと機能がシンプルで充電はUSB Type-Cで行なう「Apple Pencil(USB-C)」もある。Proは高価でもあるので、用途に応じて選び分けるべきだろう。

なお、Apple Pencil Proには、アップルの「探す(Find My)」ネットワークに対応する機能も搭載されている。最後に使った場所などがわかるので、ペンをなくした時にも見つけやすくなる。ただし、UWBは内蔵されておらず、ある場所をセンチメートル単位で把握できるわけではない。

Proは素晴らしい完成度だからこそAirのコスパも光る

iPadの新製品は1年半ぶりのものだ。

特にiPad Proは、それだけの価値がある大きな進化を遂げている。旧モデルを使い続けてきたからこそ、その差は大きく感じる。

一方で、iPad Proの価格はやはり気になる。

特に今回は、iPad Airが11インチと13インチモデルになった。「大きい画面サイズで動画やコミックを楽しみたい」だけなら、iPad Air・13インチモデルの方が魅力的かもしれない。

特に今回、iPad AirはM2搭載になり、パフォーマンスも十分にある。コストパフォーマンスの高さを考えると、iPad Airはこれまで以上に価値が高くなったと言っていい。

また「iPadにそこまでの性能は求めていない」という人もいる。性能が必要な作業はPCやMacで行い、iPadは閲覧向けだから……という考え方だろう。それが多数派であるのも事実かと思う。そういう方向性の場合にはiPad Airが向いている。iPad Airに13インチモデルが登場したことは、iPadのバリューバランスを考える上で想像以上に重要なことだ。

一方で、iPadでも負荷の高いクリエイティブツールを使う人は増えている。

そういう人々は「PCやMacを使わずにiPadだけで作業をしている」かというと、そうでもないように思う。よりその場での作業にあった、ある種の専用機器としてiPadを選びつつ、PCなどと併用する人も多い。その場合、性能は高いに越したことはない。

そんな「高付加価値な作業のためのデバイス」がiPad Proだ。Apple Pencil Proの位置付けも、「絵という高付加価値な作業を快適にするもの」という印象が強い。それをアップルは「クリエイティブな作業」と呼んでいる……と考えれば分かりやすいだろうか。

もちろん「日々の映像視聴の価値を高めるため」にProを選んでもいい。筆者はそうするつもりだ。

西田 宗千佳

1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、AERA、週刊東洋経済、週刊現代、GetNavi、モノマガジンなどに寄稿する他、テレビ番組・雑誌などの監修も手がける。 近著に、「生成AIの核心」 (NHK出版新書)、「メタバース×ビジネス革命」( SBクリエイティブ)、「デジタルトランスフォーメーションで何が起きるのか」(講談社)などがある。
 メールマガジン「小寺・西田の『マンデーランチビュッフェ』」を小寺信良氏と共同で配信中。 Xは@mnishi41