プレイバック2022
NISMO購入で貯金丸裸! それでも経済回した'22年の善司史 by 西川善司
2022年12月29日 11:00
2022年もコロナ禍を駆け抜けた一年ではあったが、アメリカの半導体業界は、新製品の実地イベント開催を行なうようになっている。筆者の場合はまだ数は少なく、わずか数回だったが、約2年ぶりにアメリカの地を踏んだ。
2023年は、すくなくともアメリカの実地イベントの開催は復活していく動向を実感できているので、今から楽しみである。ただ、昨今の円安問題の影響もあって自腹での海外出張は金銭的にきつい。メーカーからの招待枠も「狭き門」になっていくと思うので「絶対的な回数」の増加は増えそうな予感はしていない。
2022年の西川善司のブルーレイ購入遍歴
さて、最初は、毎年恒例の「西川善司、2022年はブルーレイを何枚買ったか」の話題から行くこととしよう。
2022年に購入したブルーレイタイトルは36本。洋画がほぼ全てで、いわゆる日本のアニメ作品は3本のみ。
近年、劇場公開作品においても「マーベル作品が多くない?」という感想を持つ人が多いと思うが、筆者が2022年購入した36作品のうち4タイトルがマーベルものだった。
- ソー:ラブ&サンダー 4K UHD MovieNEX
- ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 4K ULTRA HD & ブルーレイセット
- ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 4K UHD MovieNEX
- スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 4K ULTRA HD & ブルーレイセット
1年以内に4作品も、同じ世界観の劇場作品がリリースされるのは凄いことだ。2023年もこのペースでマーベル作品はリリースされていくのだろうか。
2023年に購入した3Dブルーレイは、前出の『ソー:ラブ&サンダー』と『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』ともう一つ、『トップガン』の3D&2Dブルーレイセットだった。これは、夏公開の『トップガン マーヴェリック』を見るにあたって復習を兼ねて購入したもの(笑)。最初は、廉価版か、中古品でも買おうと思っていたのだが、オリジナル『トップガン』の3D版があることに気が付いた筆者は、思わず新品を購入してしまったという次第。
いずれにせよ、昨年と同じく、3Dブルーレイはマーベルものしかなくなってしまった。
購入した36作品のほとんどが、2022年発売の新作4Kブルーレイだったが、“通常の新作ブルーレイ”も、数タイトル購入している。
- スペース・プレイヤーズ (※発売自体は2021年12月だが2022年1月に購入)
- アイス・ロード
個人的には楽しみにしていた新作映画だったのだが、蓋を開けたら日本では4K版を発売してくれなかったのが上記2タイトル。両方とも、どちらかといえば“オバカ映画”(褒め言葉)な作品なので、その判断に文句は付けづらいところはあるが、個人的には残念であった。ちなみに、この2作品とも「ちゃんと面白かった」とだけ言っておく(笑)。
西川善司が2022年に購入したもの
これまた例年恒例の「2022年に西川善司は何を買ったのか」シリーズに行ってみよう。
昨年のこの企画でも述べたように、筆者は、車を買ってしまったので、貯金はすっからかん。ということで、2022年は大型の買い物は少なめだった。
新しい愛車とのドライブを面白く記録したい、という想いから導入したのはInsta360の360度カメラ「Insta360 ONE RS 1-Inch 360」だ。6K解像度で360度の動画を撮影できるもので、前出の愛車で出掛けて撮影に勤しんでいる。撮影の仕方によっては、まるで、レーシングゲームの三人称視点モードのような映像が撮れるのでかなり楽しい。
この360度動画は、PCならばマウスの動きで視点操作、ホイール操作でズーム操作が可能。スマホならばタッチや手持ちの傾きで視点を動かすことができる。6K映像を8K解像度にアップスケールしてアップロードしているので、4Kないしは8Kテレビで見るとさらに楽しめるかもしれない。
2020年の本企画では、渓流ルアー釣りに夢中になっていることを報告したが、この360度カメラを釣りに持って行って試してもみた。
胸にマウントした状態で、釣りの様子を撮影したのが下の動画だ。臨場感はあるのだが、このアングルだとGoPro系の方が見やすいかもとおもったり。消える自撮り棒を背中に担いだバックパックあたりに挿して撮影することも考えたのだが、竿を振りまわしているときにぶつけてしまわないか心配になり、今回のような撮影スタイルとした。なにか上手い方法はないものか。
年末の大型通販サイトのバーゲンセール時に、4Kモニターが安くなっていたことから2枚、一気に購入した。購入したのは、LGの4Kモニターで32型の「32UN500-W」と27型の「27UL500-W」だ。価格はそれぞれ約4万円と約3万円。4Kモニターも完全に普及期に到達したといったところか。
筆者は、たくさんの関連資料を画面に表示して原稿執筆を行なうことから、雑多な解像度の7つのモニターを市販のディスプレイ・アームに組み付けた7画面構成の原稿執筆PC環境を長らく使っていた。
今回の新規モニターの導入によって、フルHD程度の画面を撤去したことで、4K解像度×4面、WQHD解像度×2面の合計6画面環境となった。画面枚数は7から6に減ったが、総ピクセル数は1.3倍ほど増加したので、デスクトップ自体はかなり広くなった。
そうそう。この写真にあるキーボードは、ファミコンのキーボードではなく、東プレのキーボード「REALFORCE R3」だ。2022年に東プレさんと仕事をしたときに、記念に頂いたものだ。
東プレのREALFORCEシリーズは、経年でほとんど劣化しない無接点スイッチ方式を採用し、さらにSHIFTキーなどの小指で押すような辺境キーを低反発にしているプロ仕様のキーボードになる。
筆者は、無線/有線の両接続方式対応「R3HA22」(白モデル)を購入したが、辺境キー群を純正アクセサリの赤色キートップにカスタマイズして、ファミコンっぽいカラーリングのコーディネイトで楽しんでいる。
西川善司が2023年に欲しいもの
続いて、2023年に可能ならば欲しいと思っているものについて言及していきたい。
現在、主張時の母艦PCとして使っているのは、マウスコンピュータ製のクリエイター向けブランド「DAIV」シリーズの17インチモデルなのだが、CPUにインテルが第7世代Core i7-7700HQ、GPUにGeForce GTX 1070を搭載したものでさすがに古くなってきた。
海外出張時にもトランクにぶち込んで携行し、母艦PCとして使うことが多いため、外装はもうボロボロ。ただ、しっかりと動いているのは立派だ。
さすがに買い換えの時期を迎えているのは理解しているが、母艦PCとして使うことを考えると16~17インチクラスの4K画面を備えたテンキー付きキーボードのデカいノートPCが欲しくなる。当然、このクラスの製品はお高いため、なかなか踏ん切りが付かない。
ずっと、マウスコンピュータ製を使ってきたが、次回はどうするか。
映像機器関連では、新しいプロジェクターが欲しいと感じるようになってきた。2017年に、ソニーのレーザー4Kプロジェクターの「VPL-VW745」を購入しているのだが、2022年に仕事でお借りしたビクターの「DLA-V90R」の画質に衝撃を受けてしまい欲しくなってしまったのだ。ただ、かなりお高いので、今のところ“夢”として抱いている感じである。
取材用にメインで使っているカメラもそろそろやばい。愛機は2016年に購入したニコンの一眼デジタルカメラの「D5500」なのだが、手持ちグリップのゴムがボロボロ。電池ボックスの蓋もパカパカだ(笑)。まだ使えてはいるが、同業者達が持ち歩いている最新モデルの画質性能や動画撮影機能などを目の当たりにするといいなあと思ってしまう。
レンズ資産を考えるとニコン製に買い換えということになるのだろうが、既にニコンも主軸製品がミラーレス型のZシリーズに移行しており、レンズ資産の移行も奨励されるため、これまた及び腰になっている。
なお、筆者は“プレゼント”も受け付けている。
筆者の預金口座の残高は残り少ないが、愛用のカバンには、ゲーミングノートPC、プロジェクタ、カメラが入るくらいの空きがたっぷりとある。