トピック
夜番組がついにリアルタイム配信開始。11日から変わる“テレビ視聴”
2022年4月8日 11:50
4月11日から、フジテレビやテレビ東京などの在京民放キー局は、テレビ番組を放送と同時にインターネットでも見られるようにする“リアルタイム同時配信”を始める。ネット環境と「TVer」アプリを用意すれば、11日夜からはドラマやバラエティ番組を、スマホやパソコンでリアルタイムで楽しむことができるようになる。
テレビ放送はこれまで、専用機器を使って録画や転送をしない限り、アンテナ環境のない場所やチューナーのないデバイスで、リアルタイムに視聴することはできなかった。
今回、民放キー局が放送番組のインターネット配信を本格的に始めることで、番組の楽しみ方が“放送時間にテレビの前で”から、“放送時間にどこでも、どのデバイスでも”というスタイルに変わる。
同時配信の状況と、その視聴方法をまとめた。
11日夜からはTBS、テレ朝、テレ東、フジ系列が同時配信
11日夜から、TVerでの同時配信を予定している在京民放キー局は、「TBS」「テレビ朝日」「テレビ東京」「フジテレビ」の4系列だ。日本テレビのみ、昨年10月2日から同時配信を先行実施しているため、11日からは5系列横並びでの、本格的な同時配信がスタートする。
とはいえ、朝から晩まで、各局のすべての番組が同時配信される、というわけではない。
当初は、夜6~7時以降に放送される、俗に“ゴールデンタイム”および“プライムタイム”と呼ばれる時間帯の番組が対象になる。具体的には、11日夜6時25分からテレ東で放送する「YOUは何しに日本へ?」を皮切りに、TBSほか各系列が夜7時枠から順次同時配信を開始する予定だ。
同時配信に利用されるプラットフォームは、民放公式テレビ配信サービスの「TVer」。
各放送局が個別に展開しているプラットフォーム「Hulu」(日テレ系)、「Paravi」(TBS/テレ東系)、「TELASA」「テレ朝動画」(テレビ朝日系)、「ネットもテレ東」(テレ東系)、「FOD」(フジ系)では、同時配信は行なわれない。
TVerはこれまで、テレビ番組の放送終了から約7日間見放題配信する“見逃し”を中心としたサービスを展開してきたが、11日からは、従来の見逃し(および日テレの同時配信)に加えて、4系列のゴールデン番組がどこでもリアルタイムに楽しめる“同時配信”を追加する。
見逃しも同時配信も、利用は無料。通信費用以外は、アプリ内での追加課金なども発生しない。
TVerは、パソコン(Windows/macOS)のブラウザほか、アプリをインストールすれば、スマホ・タブレット(iOS/Android)、テレビ(Android TV/Fire TV/Chromecastなど)で視聴できる。ただし、テレビアプリでの同時配信は非対応。後述する「NHKプラス」においても、テレビアプリでの同時配信は利用できないため、今のところ同時配信は「チューナーのないデバイス向け」というのが基本的な考え方だ。
またチューナーで放送波を受信する従来のスタイルと異なり、現状は、地域毎による差が無い。つまり、全国(国内限定)に向けて、関東圏で放送されている番組が配信される。住んでいるエリアの関係で、関東圏の番組をリアルタイムに楽しむことが出来なかった、というテレビ好きには嬉しい部分かも知れない。
TVerでの操作はシンプル。
PCブラウザでは画面上部にある「リアルタイム」タブ、スマホ・タブレットのアプリでは画面下部にある「リアルタイム」タブを選択することで、同時間帯に放送されている対象番組を視聴することができる。
放送波の受信に比べると30~40秒程度の遅れは発生するものの、回線速度に応じて画質(自動/高720p/中540p/低360p)も変更できるようになっている。ただ、電源ボタンを押して画面を消した状態で音声だけを聞く、という使い方はできない。
もう一つ、TVerの同時配信で提供されるのが“追っかけ再生”機能だ。
追っかけ再生はその名の通り、番組の放送途中からでも、番組アタマに戻って視聴できるというもの。従来はテレビやレコーダーでしか実現できなかった機能だったが、ネット視聴でも手軽に利用できるようになる。
追っかけ再生の利用には、TVerでアカウント作成(TVer ID/無料)が必要。メールアドレス、生年月日、性別、郵便番号を入力すればIDを作ることができ、追っかけ再生ほか、パソコンやスマホ、テレビなどの異なるデバイス間で、「お気に入り」や「レジューム再生(途中から再生)」といった機能連携が行なえる。
レジューム再生機能を活かせば、帰宅中の電車内でスマホ再生した番組の続きを、帰宅後にリビング設置のテレビで楽しむ、といったことができる。もちろん、アカウントを作成しない場合でも、見逃しや同時配信などの基本サービスを楽しむことは可能だ。
配信をアナウンスしている対象番組は以下の通り。
下記に含まれない単発番組も同時配信を行なう場合があるほか、権利やその他の事情により配信されない場合もある。また権利上、同時配信ではフタかぶせなど、映像に一部処理が入る場合もある。
月曜よる
・6時25分 「YOUは何しに日本へ?」
・8時 月曜プレミア8
「2時間ドラマ」
「世界! ニッポン行きたい人応援団」
「主治医が見つかる診療所ほか」
・10時 「WBS(ワールドビジネスサテライト)」 ※追っかけ再生非対応
・11時06分 ドラマプレミア23「吉祥寺ルーザーズ」
火曜よる
・6時25分 「火曜エンタ」
・8時54分 「開運!なんでも鑑定団」
・10時 「WBS(ワールドビジネスサテライト)」 ※追っかけ再生非対応
・11時06分 「モヤモヤさまぁ~ず2」
水曜よる
・6時25分 「ソレダメ! ~あなたの常識は非常識!?~」
・7時54分 水バラ
「路線バス対決旅」シリーズほか
・9時 「家、 ついて行ってイイですか?」 ※追っかけ再生非対応
・10時 「WBS(ワールドビジネスサテライト)」 ※追っかけ再生非対応
・11時06分 「あちこちオードリー」
木曜よる
・6時25分 「タクシー運転手さん 一番うまい店に連れてって!」
・7時58分 「有吉の世界同時中継~今、そっちってどうなってますか?~」
・9時 「ナゼそこ?」
・10時 「WBS(ワールドビジネスサテライト)」 ※追っかけ再生非対応
・11時06分 「カンブリア宮殿」 ※追っかけ再生非対応
金曜よる
・6時25分 「妖怪ウォッチ♪」 ※追っかけ再生非対応
・6時55分 「ポケットモンスター」 ※追っかけ再生非対応
・7時25分 「デカ盛りハンター」
・8時 「金曜8時のドラマ」
・9時 「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」
・10時 「ガイアの夜明け」 ※追っかけ再生非対応
・11時 「WBS(ワールドビジネスサテライト)」 ※追っかけ再生非対応
土曜よる
・6時30分 「土曜スペシャル」
・7時54分 「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」
・9時 「出没! アド街ック天国」
日曜よる
・6時30分 日曜ビッグバラエティ
「緊急SOS! 池の水ぜんぶ抜く大作戦」
「THEカラオケ★バトルほか」
・9時 「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」
・9時54分 「有吉ぃぃeeeee!~そうだ!今からお前んチでゲームしない?」
月曜よる
7時 「有吉ゼミ」
8時 「世界まる見え!テレビ特捜部」 ※追っかけ再生非対応
9時 「しゃべくり007」
10時 「月曜から夜ふかし」
火曜よる
7時 「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」 【中京テレビ】
8時 「踊る!さんま御殿!!」
9時 「ザ!世界仰天ニュース」
10時 「一撃解明バラエティ ひと目でわかる!!」
水曜よる
7時 「有吉の壁」
8時 「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」
9時 「上田と女が吠える夜」
10時 「水曜ドラマ「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」
木曜よる
7時 「THE突破ファイル」
8時 「ぐるぐるナインティナイン」
9時 「秘密のケンミンSHOW 極」 【読売テレビ】
10時 「ダウンタウンDX」 【読売テレビ】
金曜よる
7時56分 「沸騰ワード10」
土曜よる
7時 「嗚呼!!みんなの動物園」
7時56分 「世界一受けたい授業」
9時 「1億3000万人のSHOWチャンネル」
10時 土曜ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」
11時 「マツコ会議」
日曜よる
6時55分 「博士は今日も嫉妬する 人生が楽しくなる最新テクノロジー」
7時 「ザ!鉄腕!DASH!!」
7時58分 「世界の果てまでイッテQ!」
9時 「行列のできる相談所」
10時 「おしゃれクリップ」
10時30分 日曜ドラマ「金田一少年の事件簿」
月曜よる
7時 「帰れマンデー見っけ隊!!」
8時 「10万円でできるかな」
9時54分 「報道ステーション」 ※追っかけ再生非対応
火曜よる
7時 「家事ヤロウ!!!」
8時 「林修のレッスン! 今でしょ」
9時 火曜プライム 【朝日放送テレビ】
9時54分 「報道ステーション」 ※追っかけ再生非対応
水曜よる
7時 「ノブナカなんなん?」
9時 「特捜9 season5」
9時54分 「報道ステーション」 ※追っかけ再生非対応
木曜よる
7時 「ウラ撮れちゃいました」
8時 木曜ミステリー「警視庁・捜査一課長」
9時 木曜ドラマ「未来への10カウント」
9時54分 「報道ステーション」 ※追っかけ再生非対応
金曜よる
6時50分 「ザワつく! 金曜日」
8時 「マツコ&有吉 かりそめ天国」
9時54分 「報道ステーション」 ※追っかけ再生非対応
11時15分 金曜ナイトドラマ「家政婦のミタゾノ」
土曜よる
6時56分 「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん 」
8時 「池上彰のニュース そうだったのか!!」
8時54分 「サタデーステーション」 ※追っかけ再生非対応
9時55分 「電脳ワールドワイ動ショー」
11時 土曜ナイトドラマ「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」
11時30分 オシドラサタデー「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」
日曜よる
7時 「ナニコレ珍百景」
7時58分 「ポツンと一軒家」 【朝日放送テレビ】
9時 「サンデーステーション」 ※追っかけ再生非対応
9時55分 「くりぃむナンタラ」
月曜よる
7時 「アイ・アム・冒険少年」
8時 「クイズ! THE違和感
10時 「100%! アピールちゃん」 【毎日放送】
火曜よる
7時 「サンドウィッチマンのどうぶつ園飼育員さんプレゼン合戦 ZOO-1グランプリ」
8時 「バナナサンド」
8時57分 「マツコの知らない世界」
10時 火曜ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」
水曜よる
10時 「水曜日のダウンタウン」
木曜よる
7時 「プレバト!!」 【毎日放送】
8時 「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」
10時 「櫻井・有吉THE夜会」
金曜よる
7時 「オオカミ少年」
8時 「ザ・ベストワン」
8時57分 「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」
10時 金曜ドラマ「インビジブル」
土曜よる
7時 「炎の体育会TV」
8時 「ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」
日曜よる
6時30分 「バナナマンのせっかくグルメ!!」
8時 「坂上&指原のつぶれない店」
9時 日曜劇場「マイファミリー」
10時 「日曜日の初耳学」 【毎日放送】
11時 「情熱大陸」 【毎日放送】
11時30分 「ドーナツトーク」
月曜よる
7時 「ネプリーグ」
8時 「あしたの内村!!」
9時 月9ドラマ「元彼の遺言状」
10時 月10ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」 【関西テレビ】
11時 「突然ですが占ってもいいですか?」
火曜よる
9時 「所JAPAN ニッポンのそんなトコロくらべちゃう!?」 【関西テレビ】
10時 「火曜は全力! 華大さんと千鳥くん」 【関西テレビ】
11時 「セブンルール」 【関西テレビ】
水曜よる
7時 「世界の何だコレ!? ミステリー」
8時 「林修のニッポンドリル」
9時 「ホンマでっか!? TV」
10時 水10ドラマ「ナンバMG5」
11時 「TOKIOカケル」
木曜よる
7時 「VS魂」
8時 「奇跡体験! アンビリバボー」
9時 「千鳥のクセがスゴいネタGP」
10時 木曜劇場「やんごとなき一族」
11時 「トークィーンズ」
金曜よる
8時 「爆買い☆スター恩返し」
9時 「ウワサのお客さま」
9時58分 「人志松本の酒のツマミになる話」
11時 「全力! 脱力タイムズ」
11時40分 「ネタパレ」
土曜よる
7時 「芸能人が本気で考えた! ドッキリGP」
8時 「新しいカギ」
9時 土曜プレミアム
11時10分「さんまのお笑い向上委員会」
11時40分 土ドラ「クロステイル~探偵教室~」 【東海テレビ】
日曜よる
7時 「ジャンクSPORTS」
8時 「千鳥の鬼レンチャン」
9時 「呼び出し先生タナカ」
【更新】TVerから各社の配信番組が発表されたので、番組リストを更新しました。(4月8日18時)
NHKの配信サービス「NHKプラス」。4月から24時間同時配信
「NHKプラス」は、NHKの受信契約者を対象に“放送の補完”というコンセプトで実施している同時・見逃し配信サービスだ。サービス開始は2020年3月まで遡り、同時配信の本格運用は放送局の中では最も早い。
NHKは現在、総合、Eテレ、BS1、BSプレミアム、BS4K、BS8Kと6チャンネルを展開しているが、NHKプラスで同時配信されるのは「総合」および「Eテレ」の2チャンネル。
一方で、NHKプラスの同時配信は対象時間にほぼ制限がなく、いつでもネットで放送と同じ番組をリアルタイムに楽しめる。今年4月からは、総合の同時配信を24時間に強化し、Eテレとあわせ原則、すべての地上波の番組(東京・埼玉・千葉・神奈川の南関東エリアで放送される番組)を同時・見逃し配信している。また見逃し配信期間は、放送終了後1週間~最長2週間と比較的長く、'21年以降は地域番組の見逃し配信“ご当地プラス”を充実させているのも特徴だ。
NHKプラスに似た名称の配信サービスに「NHKオンデマンド」があるが、これはNHKの受信契約有無に関係なく、有料でNHKが放送した番組を視聴するもの。NHKプラスとは、視聴可能な番組や期間、画質が異なる上、NHKオンデマンドは衛星放送も配信対象に含まれている。
またNHKの一部番組がTVerで配信される場合があるが、“NHKの番組に触れる機会を増やし、放送の視聴と公共放送の理解増進につなげること”を目的とした簡易的なもの。そのため、配信されている番組数も十数本と非常に限られている。
NHKプラスはTVer同様、パソコン(Windows/macOS)のブラウザほか、アプリをインストールすれば、スマホ・タブレット(iOS/Android)、テレビ(Android TV/Fire TV/Chromecastなど)で利用できる。ただし、テレビアプリは見逃し配信に限られ、同時配信は提供されない。NHKプラスのテレビアプリに関しては、4月1日に始まったばかりなので、詳しくは別記事を参照して欲しい。
「NHKプラス」ついにテレビ視聴可能に。6月30日までログイン不要
NHKプラスの利用には原則、ID登録が必要。同時配信に限っては、登録を促すアナウンスが画面上に表示された(非ログイン)状態でも番組の確認は可能だが、見逃し配信は、ログインしないと番組の再生ができないようになっている。
ID登録は、公式サイトでメールアドレスを入力し、NHKから届いたメールに必要情報(ID・パスワードや受信契約の氏名・住所等)を入力する仕組み。受信契約者と生計を同一にしている場合は、利用申込みと認証手続きを行なうことで、追加負担なく利用できる。
また、1つの放送受信契約に対し、登録できるIDは1つまで。1つのIDで、同時に5画面まで視聴できる。
NHKプラスで同時配信を楽しむには、PCブラウザの場合は上部にある「放送中」のサムネイルを、そしてスマホ・タブレットアプリの場合は上部の「NHK G」または「NHK E」タブを選択することで、同時間帯に放送されている対象番組を視聴できるようになっている。
放送波とのタイムラグは30秒程度で、設定から画質(高:960×540、1.5Mbps/中:640×360、768kbps/低:448×252、384kbps/最低:416×232、192kbps)が変更できる。電源ボタンを押して画面を消した状態で、音声だけを聞く事はできない。なお、ID登録を行なうと同時配信中の「追いかけ再生」も行なえる。
「BSよしもと」は無料で同時・見逃し配信提供中
最後に、民放キー局やNHKとは別に、独自で同時配信を行なっている放送局を紹介しよう。それが、今年3月21日に開局した無料チャンネル「BSよしもと」(BS 265ch)だ。
BSやCSの有料チャンネルには、加入者向けに見逃しアーカイブ配信を行なっているチャンネルも一部にあるが、BSよしもとは無料で同時・見逃し配信するサービスを提供している。
同時配信はID登録無しに、パソコンやスマホ・タブレットのブラウザから視聴可能。同時配信視聴中の「最初から再生」、見逃し配信(最大2週間)、アーカイブ配信の利用には、ID登録(無料)が必要だ。
3月21日開局「BSよしもと」ネット同時配信。スマホやPCで無料視聴
以上、民放キー局とNHK、そしてBSよしもとの同時配信状況とその視聴方法をまとめてみた。
放送番組の同時配信に関しては、まだ運用が始まったばかりで、タイムラグや権利処理、ローカル局との棲み分け、設備負担など課題も多く、デジタル時代における放送制度の在り方をどうするべきか総務省を中心に議論が重ねられている段階だ。
とはいえ、難しい話は抜きにして、テレビ番組を楽しみにしている視聴者から見たら、①テレビの前にスタンバイする、②録画する、③後日見逃しを見る、というこれまでの楽しみ方に、「ネットでどこでもリアルタイムに見る」という強力な選択肢が加わったのは大きい。夜の限定された時間帯とは言え、テレビのチャンネルを変える感覚で、スマホやタブレット、パソコンで、今放送されている番組をザッピング・視聴する感覚は新鮮だろう。
近い将来、テレビ番組の同時配信が広く受け入れられ、NHKのように民放キー局でも全時間帯で同時配信が行なわれるようになれば、番組視聴のスタイルやテレビ・レコーダーの在り方がより一層変わることになりそうだ。